本当に検事さんかなあ
http://d.hatena.ne.jp/sarasa/20040814のコメント欄でのHakkaAmeP氏のコメントを見る限り、「 警察や検察の裁量次第で、普通に社会生活を営んでいる人々、普通に経済活動を行っている企業の責任者が逮捕され、起訴される社会というのは、警察や検察関係者以外には、住みやすい社会ではないですね(そういう社会では、企業は、警察OBを総務部長などとして高給で迎え入れたり、検察OBを高い顧問料を支払って顧問弁護士として迎え入れたりすることが、リスク回避のための合理的な行動としてとられやすくなりますから、警察や検察関係者にとっては住みやすい社会ということになるかもしれません。)。」という私の発言を、彼は、「警察検察を皮肉る嫌味」と受け取ったのかもしれないですね。
私は、HakkaAmeP氏が本当に検察官なのかどうかも知りませんので(ネット上では、いろいろな意味で「なりすまし」が多いですから、現実社会での人格との同一性が、既に現実社会での人格との同一性が確認されている者により確認されていない以上、あまり確かな話にはなりえませんし。)、あの場所で「警察検察を皮肉る嫌み」を述べる必要は私にはなく、もちろんそのようなつもりはなかったのですが。
そういうことではなくて、ある行為を処罰するために処罰範囲が広範囲となり普通の社会生活上の活動や普通の経済活動までが当罰性を帯びてしまうような法解釈には問題があるという実質的な理由を述べただけなのですけどね。実際、権力機構にとっては、法の適用範囲が曖昧であれば曖昧である程、裁量の範囲が大きければ大きい程都合がいいわけですし、民間部門にとっては、法の適用範囲が曖昧であれば曖昧である程、権力機構の裁量の範囲が大きければ大きい程、予測可能性を欠き、処罰されることを事前に回避するためのコストが増大してしまうわけですから。
さらにいうならば、法解釈によって具体的に設定される「基準」を、当事者の属性等によってころころ変えるのは望ましくないことは普通にわかることだと思いますし、そうだとすればAという事案に関してαという法律を解釈してaという基準を打ち立てることの是非が問題となるときに、Aという事案にaという基準を当てはめて導き出した結論の妥当性の度合いと、Bという事案にaという基準を当てはめて導き出した結論の妥当性の度合いとを比較考量するというのは当然のことであって、このようなことは法律の解釈に関する論争では昔から行われてきたことです。
更に付け加えるとすれば、HakkaAmeP氏の私に対する批判の方が、抽象的でわかりにくいと思うんですけどね(議論の内容を具体的に批判しているというより、人格攻撃に近いし。)。
Posted by 小倉秀夫 at 04:56 PM dans au sujet de la propriété intellectuelle | Permalink
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読んだ感想を一言でいうと・・・・ 子供の喧嘩みたいだなー! Lire la suite
Notifié: 18 août 2004, 19:15:58
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Commentaires
個人攻撃になってしまったようなので、失礼な発言であったことをお詫びいたします。
失礼いたします。
Rédigé par: Takahashi | 19 août 2004, 12:06:16
この記事を読んで「ハッカ飴P」「検事」「大橋」などのキーワードが結び付くことを初めて知りました。
>リアルワールドでの同一性を追求するなと言うのは、(略)
とありますが、追求することと公開することは同じ?
それとも「公開の場で追求するなと言うのは、」ということ?
>彼のところでそのものズバリを書かなかったのは、さすがあの場は彼の管理する場なので配慮しただけです。
配慮……。(当たり前の事のような気がする)
Rédigé par: Takahashi | 19 août 2004, 09:11:03
Network Forensics レベルでの本人確認はもとよりできていないわけですが、「ハイテク犯罪捜査入門 基礎編」を紹介する多くのblogや日記や掲示板スレッドに、非常に活発に「ハッカ飴P」というハンドルの方が「筆者」として登場してコメントを書いているという事実(Google で「ハッカ飴 大橋」で検索できます)や、はなはだしい場合は「大橋充直」を自称した、次いで「ハッカ飴P」を自称したコメントが投稿されている事実( http://susan.air-nifty.com/homedry/2004/05/post_5.html">http://susan.air-nifty.com/homedry/2004/05/post_5.html )もありますね。とういわけで、HakkaAmeP氏の「お願い」の内容については今さら何を言っているのだろう、という感じですね。彼のところでそのものズバリを書かなかったのは、さすがあの場は彼の管理する場なので配慮しただけです。
Rédigé par: 崎山伸夫 | 19 août 2004, 00:51:09
私はHakkaAmeP氏のblogは読んでいない(最初のころちょっと読んだけど、私は読むに値しないと判断したので、すぐに巡回するのはやめました。)ので、彼のblogになんて書いてあるかは知らないのです。
ただ、あちらこちらで「HakkaAmeP氏」というHNで他人を愉快にはさせない発言をしておきながら、ネット自粛をするから、リアルワールドでの同一性を追求するなと言うのは、それはそれで紳士のマナーに合致するのですかね。
まあ、私のblogの本文を読んで頂ければわかりますが、彼が検事さんであるとばらすどころか、仮にそのようなことをどこかで自称していたとしてもそれは確かな話ではないといっているだけなので、批判としてあたっていないとは思いますが。
Rédigé par: 小倉秀夫 | 18 août 2004, 22:15:55
HakkaAmeP氏は現在、ネット謹慎中のばかりか、ご自身のblogでも「本業をバラす行為は控えてほしい」旨のお願いをされているのですが、それをご承知でこのような記事を公開されているのでしょうか?
また、ご承知の上で敢てそうされているのならば、理由をお聞かせ頂きたいのですが?
失礼ながら、この件に関しては、議論云々以前に紳士としてのマナーの問題と思いました。もし、そうしたマナーに優先する理由や信念があるというなら、ぜひお伺いしたく存じます。
人としての振る舞いが疑われては、どんなに立派な意見や議論でも、同じくその価値が疑われてしまいます。それはあまりにもったいないかと‥‥。
Rédigé par: わくたま | 18 août 2004, 21:49:29