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12/21/2004

東京新聞からの返信

昨日の22時ころ、「東京新聞論説室(15日付の社説筆者)」から、A4・1枚の回答書が私の事務所宛にFAXで送付されました。
(FAXのヘッダには、
「'04 12月20日 22:00     イイムロ」
とあったので、おそらく飯室勝彦さんだったのでしょうね。)

いろいろ書いてはありましたが、「研修所で裁判官や検事と『同じ釜の飯を食った』経験への弁護士の郷愁」が司法研修所による実務教育を受けさせるという制度が採用された代表的な理由の一つであるとする具体的な根拠は、結局のところ書いてありませんでした。

私は、ある裁判官やある検察官が研修所の同期であることを誇らしげな顔で語る弁護士に会ったことはないし、裁判官や検事との間にパイプがあること自慢げに語る弁護士にもお会いしたことはない(検事との間にパイプがあることを売りにする弁護士はヤメ検さんにはいそうな気がしなくはないですが、裁判官との間にパイプがあるなんて話をする弁護士って、私は噂にも聞いたことはないです。)のですが、そういう私は同僚や会内の雰囲気に通じていない弁護士と認識されてしまったようです。

Posted by 小倉秀夫 at 10:56 AM dans D'autre problème de droite |

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Voici les sites qui parlent de: 東京新聞からの返信:

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Notifié: 15 janv. 2005, 11:00:27

Commentaires

小倉 先生

こんにちは。

私もそんなことを誇らしげに言う人とであったことはないです。

司法研修所は,そんなにわきあいあいとした場所ではない場合もありますよね。当然,司法修習生の間でも好き嫌いはあるし,競争もあります。
もちろん,個別に仲良くなる人もあるかもしれないけど,それは,どんな場所でもあり得る。
ただし,私の場合,同期だからという理由のみで友人になることはありませんでした。

いずれにしても,司法研修所が何だかよくわからない寄り合いのようなものでないことだけは確かだだと思います。あくまでも法曹研修のための施設の一つに過ぎないです。

Rédigé par: 夏井高人 | 24 déc. 2004, 14:59:38

有名な人・偉い人と研修所の同期であることを誇らしげに語る人がいるとして、どうしてそれが研修所存続の理由になったと断言できるのですかね。私には分かりかねます。

Rédigé par: kageyama | 22 déc. 2004, 04:58:02

「誰と同期だ」といった話は、法曹の間ではよく出ますが、別に「誇らしげに」言っているわけではないでしょう。普通の会社でも、同期入社の人について、「彼は同期だ」といった話が出るのと同様のことです。それが「誇らしげに」聞こえたりするのは、聞いている人の主観が大きく反映しているのではないでしょうか。
なお、特定の検事と仲が良いとか、そういったことを吹聴するヤメ検がいたら(滅多にいないと思いますが)、「振り込め詐欺」と同じように警戒したほうがよいと思います。

Rédigé par: yjochi | 21 déc. 2004, 22:53:33

これだけ読むと、意味がよく分かりません。前半と後半がつながってないと思います。おそらくFAXの中に、「ある裁判官やある検察官が研修所の同期であることを誇らしげな顔で語る弁護士」のことが書いてあったのだろうなとは推測できますが。

Rédigé par: kageyama | 21 déc. 2004, 14:28:35

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