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09/23/2005

「のまネコ騒動」についての違和感

 私は、著作権法が、新たな作品の創作や作品の流通を阻害する方向で働くことを、比較的ネガティブに捉える傾向があります。だからこそ、ケンブリュー・マクロード「表現の自由(R) vs 知的財産権」なんかを「そうだ!そうだ!」と思いながら読めてしまうわけです。

 そういう観点からすると、「恋のマイワヒ」について、おそらく原盤権者の許諾なしに作成されオンラインで公開されたであろうフラッシュ映像を、著作権法を活用して押しつぶすのではなく、むしろ積極的にプロモーション用に活用したAVEXの決断は一種の「英断」として比較的高く評価していたりします。どうせなら、これをきっかけに、「洋楽の空耳フラッシュはAVEX的にはOK!。だけど優秀作品はプロモで使わせてね」という方針をAVEXが採用してくれれば、AVEXが権利を買い取った楽曲に限られるにせよ、原盤権者の著作隣接権によって阻害されることなくフラッシュ作家が創作性を発揮できるようになるわけで、今回の件は、表現の自由と知的財産権の新たな調和点を見出す一つのエポックメイキングとなる素地があったはずです。

 しかし、今回の騒動では、むしろ、ネット上の大衆の側が、コンテンツホルダー側の表現活動を阻害するために著作権法を持ち出してしまったわけで、せっかくコンテンツホルダー側が少し歩み寄ってきたのにネットワーカーたちがテーブルをひっくり返してしまったようにも見えます。今回のことで、AVEXがネットワーカーに敵意を抱き、フラッシュ作家を次々と潰していく方針に変更しないように希望する今日この頃です。

Posted by 小倉秀夫 at 12:12 PM dans au sujet de la propriété intellectuelle |

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Voici les sites qui parlent de 「のまネコ騒動」についての違和感:

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Notifié le 23 sept. 05 14:18:15

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いつもは面白い質問をピックアップしているのですが、今回は真剣です。弁護士の方、法律関係に詳しい方がいましたら、教えていただけないでしょうか? 【就職活動 質問】 僕と私の就職活動日記というブログで「自己PRコンテスト」という企画をしているのですが、そ... Lire la suite

Notifié le 23 sept. 05 14:24:40

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 前の記事でこう書いた。 怒った…というかあきれたのには、二つある。どちらも、「 Lire la suite

Notifié le 23 sept. 05 21:01:58

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今回、avexの一連の行動に対する倫理的批判の一つとして、「モナーを生んだコミュニティをないがしろにした」((既に各所で言われているが、モナーの原型が生まれたのは2chではない。詳細については[keyword:のまネコ]を参照。育てたのは2chコミュニティである事は確かだが。))というものがある。まぁ、「そもそもモナーは2ch発祥のものでは無い」という批判はあるが、育てたのは2chコミュニティであることに違いは無いので、とりあえず、この点には拘らないこととする。 こうした意見を聞いて思ったのは、... Lire la suite

Notifié le 23 sept. 05 21:55:08

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9/21日記に、「企業と法制外的な動きとの関係が問われている、のまネコ(C)問題」と適当に書きましたが、今回の件での明確な一つの具体策を提案されているサイトを発見。 なるほど( ´∀`)。「今回の件は、表現の自由と知的財産権の新たな調和点を見出す一つのエポックメイキングとなる素地があったはず」というのも頷けます。 ... Lire la suite

Notifié le 24 sept. 05 01:07:55

» のまタコ de d.e.plus
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Notifié le 25 sept. 05 06:30:21

» TVタックルで de keif blog
創価学会800万票があったから自民党は勝ったんだ。 創価学会に礼を言っておかなきゃいけないよ。 と、言っておりました。 ハマコーがw 800万以上ありそうな気もするんだがw Lire la suite

Notifié le 26 sept. 05 18:05:51

» ケンブリュー・マクロード 表現の自由(R) vs知的財産権―著作権が自由を殺す? de 今日の感想
ケンブリュー・マクロード 表現の自由(R) vs知的財産権―著作権が自由を殺す? レッシグの三部作(CODE・コモンズ・FREE CULTURE)の扱ってるテーマを、特に表現の自由の観点から見ている本。 筆者はアイオワ大学コミュニケーション学部の教授。 全編通して、商業主義がいかに表現の自由や文化や学問の進歩に対する阻害要因になってきているかということを、関係者への数多くのインタビューや実例を挙げて主張しています(特にアメリカのヒップホップについての事例が豊富)。 そういった事例を紹介する中で、権利... Lire la suite

Notifié le 27 sept. 05 11:29:08

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ちょと古いネタですが・・・「恋のマイアヒ」のCDジャケットの「のまネコ」が2ちゃ... Lire la suite

Notifié le 27 sept. 05 14:50:02

» のまタコ黙認(=大人の判断)を期待したい de 趣味のWebデザイン
問題の本質は著作権ではなくフリーライドの是非。 Lire la suite

Notifié le 28 sept. 05 13:36:55

» のまのまの de ガラス色の欠片日記
最初に余談http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6076033先に述べたように自分が言える立場ではないのだが、法に携わる方はそれをベースに語ることしか出来ない(反論はあるだろうが、実務的にはそれなのだ。無論手法として感情に訴えることもあるが) まあ、指摘したいことは、少なくともうちのこの問題に対するスタンスとはねじれの位置にある。と言うことなんだけど。詳しくはあとで上に書くけど、人はバルカン人のようには生きられない。と言うこと。 ”現実は、前を見るしかな... Lire la suite

Notifié le 28 sept. 05 15:15:07

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 のま猫を糾弾する人は「権利」について都合が良すぎるのではないかに関連して、頂いたトラックバックや、検索などで見つけたサイトなどを読んでの記述です。 空耳で面白く聞ける曲がある〜(外国曲、この時点では日本国内は輸入のみ)、 じゃあ、それにあわせたFlashとか、映像作ろう〜、 人気出てきて、CDを探している人が増えているぞ〜(この時点でも輸入のみ)、 企業登場、売れるなら…我社で権利を買って販売だ〜♪ ついでに、あのF�... Lire la suite

Notifié le 10 oct. 05 20:45:07

Commentaires

うわ、申し訳ありません。
PCJapan11月号 のみに書いたつもりがマシンがおかしな挙動をして余計な書き込みが入ってしまいました。
マルチポストではありません。

どうも済みませんでした。

Rédigé par: サスケット | 1 oct. 05 23:08:00

というかavexさん的には大丈夫なんでしょうかね。

誤解を解くため
混乱を抑えるため
安心していただくため

に撤回したのであって、今回の流れは『問題ないと考えていた』わけで。

きちんと、問題だったというとか、撤回するとかしないとまずいのではないかと。

・公式にフラッシュで使用許諾なく楽曲を使用しても問題視しない
・公式にインスパイアして商業行為はあり。それどころか専有すらOK

みたいな認識は対avex的にみて、アリということに。

Rédigé par: サスケット | 1 oct. 05 23:05:48

はじめまして

>しかし、今回の騒動では、むしろ、...

このくだりには、やや違和感を覚えました。製作の経緯を見ればわかりますように、のまネコ商標登録は(ハッピーバースデーの件と同じように)反社会的行為だと思いますが。

モナーの「著作権」を持ち出して反対しているのは、ひとつの方便であって、モナーの使用を制限する意図はそこにはありません。実際、いろいろな人たちが、小規模ながら、モナーグッズを販売していることについて、誰も文句はいっていないはずです。

今回の件は、むしろ道義的・倫理的な問題としてみながとらえています。フォークロア保護と同じ視点で、この問題をみれば、そんなに違和感を覚えることはないと思いますが、いかがでしょうか。。。。。

Rédigé par: Protect MONA | 29 sept. 05 14:02:28

小倉様が言われる様にAVEXが理想的な展開をしてくれるのなら私も大歓迎をする
ところです。
しかし今回の件は、「コンテンツホルダー側が少し歩み寄ってきた」と言うのは相手が
企業と言う事もあり「利益」の為と見るのが妥当です。しかも小倉様が言われる様な理
想をAVEX自らが壊しながらです。
そもそも、AVEXに小倉様が言われる様な志があるとすれば、だまし討ちの様な作戦
や有無を言わせない著作権の提示はしないと思っております。
何処をどの様に考えてもAVEXが色々な意味で強者なのです。強者が本当の意味で歩
み寄らずして本当の調和など幻想の様な物です。
色々と思われるところも本当にご自身残念なところも有ったのかも知れませんが、私に
は何とも無責任が傍観発言としか映らず気分の良い物ではありませんでした。
無礼な発言お許しください。

Rédigé par: m | 27 sept. 05 17:48:28

黒フラをとがめず、歩み寄って来たのは、本当に評価すべきことですね。
でも、本当に仲良くやっていきましょう、って意思があれば
騒動になり始めた時点で、コメントを多く発表するなりすればよかったなぁと思います。
何か法律で処理しようという動きや型にはまった処理をして、ネットの利用者に
ネットの権利が束縛されるんじゃないか…という不安感を与えたのは残念でした。
うまくやれば、きっと共存できたはず。ネットでも始めは喜んでいたのですから…。

型にはまらない「英断」をしてコンテンツを"開発"されたのなら、型にはまらない対応が
必要だったと思います。

今後の良い対応を期待します。

Rédigé par: m | 27 sept. 05 14:47:29

黒フラをとがめず、歩み寄って来たのは、本当に評価すべきことですね。
でも、本当に仲良くやっていきましょう、って意思があれば
騒動になり始めた時点で、コメントを多く発表するなりすればよかったなぁと思います。
何か法律で処理しようという動きや型にはまった処理をして、ネットの利用者に
ネットの権利が束縛されるんじゃないか…という不安感を与えたのは残念でした。
うまくやれば、きっと共存できたはず。ネットでも始めは喜んでいたのですから…。

型にはまらない「英断」をしてコンテンツを"開発"されたのなら、型にはまらない対応が
必要だったと思います。

今後の良い対応を期待します。

Rédigé par: m | 27 sept. 05 14:45:01

小倉さん、このブログとは関係ないけど、お友達のアンデイに小倉さんのことを紹介しました。

アンデイは英語が母国語なのですが、日本語もアタシよりもきれいな文章を書きます。

匿名の卑怯者系ではないので、アンデイが日本の法律のことで質問があったら答えてあげてね♪

Rédigé par: koneko04 | 25 sept. 05 13:32:19

@@@さん

AVEXが法的に許されると判断しているインスパイ,ア,の基準は、のま猫とモマーの差異ですから、表現者がAVEXの著作物からインスパイ,ア,された場合、訴えをおこすかどうかという基準も同水準と判断してかまいませんというのがAVEXの主張ですよね(爆

ナイス→のまタコ

Rédigé par: CAMAP | 25 sept. 05 13:03:13

そうですよねここは両陣営も締め付け強化で可能性を狭めていくのではなく
どんどん可能性が広がる方向でもっとルーズに著作物を利用していくのが良いかもしれませんね。
「のまタコ」にとどまらずちょっと楽曲や作詞を改ざんして「のまアユ」としてデビューしたり
まだ野に埋もれている創作者に光を当てることが出来そうですね。
まさかその段になってavexが著作権を主張して締め付けなんてするわけないですよね?
小倉さんはどうお考えですか?

Rédigé par: @@@ | 24 sept. 05 22:24:56

マイアヒ なんですね。 三連になっちゃって申し訳ないです。

訂正ついでにもう一つなんですが、

小倉先生は、あくまでもアスキーアートの利用は著作権法違反を問えない可能性が大きいというラインでのお話なんですが、AVEXの最終主張はあくまでものま猫はオリジナルだということです。しかし、状況からしてAVEXはこれを証明できないでしょうから、AVEX的には終始小倉先生と同じスタンスを通すべきだった気がするんですよ。その上で法的に問題は無いんだよとずうずうしくつっぱねると。

Rédigé par: COMAP | 24 sept. 05 16:25:08

マイワヒ ですか(爆

Rédigé par: COMAP | 24 sept. 05 15:41:20

AVEXの立場からすれば、「恋のマイアミ」を使ったことは水に流すから、この後これこれこういう展開に加わってもらえない?という話が可能だったですよね。もっと悪意でいけば、最初からモナーをゲットするための戦略だったんじゃないかとも勘ぐれてしまう。

そもそも、最初2chに登場したフラッシュはモナーであるのは揺るぎないことなのだから、それ以後の展開からして、のま猫がモナーの盗作ではないことの証明は困難だと思うんですが、如何でしょう?

Rédigé par: COMAP | 24 sept. 05 15:26:42

それは大変失礼いたしました。この話を持ち出した意図については下記の投稿の通りです。

Rédigé par: Dryad | 24 sept. 05 15:18:45

>Dryadさん
もちろん、元々モナーが2ちゃんねる発祥でないということは理解した上でのコメントですよん。

Rédigé par: アキバKB | 24 sept. 05 15:10:16

>アキバKBさん
> このキャラクターを育ててきたのは、avexではありません。
とありますが、「生み出したのは2ちゃんねるでもない」という点は一応指摘させていただきます。

ご存知の方も多いと思いますが、モナーやギコ猫は、2ちゃんねるでは無いとある掲示板で生まれたものです。その掲示板の住人の方が今でもblogを書いていらっしゃいますが、今回の件については、「あたかも2ちゃんねるのキャラクターのように」呼びかけられる反対運動を「自業自得」と冷笑しておられる方が多いのが現状です。

結局、ある種の公共財たる「モナー」を蝶番として、2ちゃんねる外部の存在とどのように関係を結ぶべきなのか、という問題かと。そもそも「マイヤヒー」自体が著作権の盗用だったわけで、キャラクターに対する占有権を中心に据えて異議を唱えると墓穴を掘ってしまう可能性が高いと思います。

Rédigé par: Dryad | 24 sept. 05 14:26:36

今回の騒動は僕も残念です。

>「恋のマイワヒ」について、おそらく原盤権者の許諾なしに作成されオンラインで公開されたであろうフラッシュ映像を、著作権法を活用して押しつぶすのではなく、むしろ積極的にプロモーション用に活用したAVEXの決断は一種の「英断」として比較的高く評価していたりします。
ここはホントにそのとおりで、こういうフラッシュ職人の生きる世界に一つの光が当てられたことについては本当に良いことだと思っています。著作権法が時によって過度に表現の自由を制約している中で、先生が今回提案されていたような仕組みというのはきっと理想的なソリューションの一つだと思われます。

ただ、、、、
------「のまネコ」(c)avex/わた------
っていうのが良くない。
このキャラクターを育ててきたのは、avexではありません。
にもかかわらず、あたかも自分のキャラクターのように市場にあげてしまう。
人様のキャラクターであればそれなりの配慮ってもんが必要なのではないか、と思うわけです。
特に社会的影響力の大きい立場であればなおさらです。

2ちゃんねるを知らない人たちにとっては、今後あのキャラクターは「ノマねこ」として浸透していきます。
で、何れの日か2ちゃんねるで「モナー」を見たとき、きっとこう思うでしょう。
「あ、ノマねこだ!」

Rédigé par: アキバKB | 24 sept. 05 13:29:05

小倉先生、初めまして。昨日TBさせていただいた者です。

個人的には、今回avexは、タカラ商標登録事件を教訓にした上で、こういう戦術を実行したように思えます。「知財戦略上『モナーもどき(=のまネコ)』は自分達が独占して使うけど、それは公共財である「モナー」とはまったく別物だから干渉したりはしないよ」、と。確か、最新のアナウンスもそういったニュアンスでしたよね。既に何箇所かで指摘されていますが、avexが大規模なコミュニティを敵に回してまで、そのコミュニティの産物である「モナー」を独占しようとする動機が無いように思えます。

まぁ、結果的にはコミュニティの合意を得ることに失敗しているわけですが・・・。やはり制度上、双方の権利がいかに保護されるのか不透明なのが、今回(過剰な)疑心暗鬼と反発を生んだ原因なのでしょう。信頼関係の醸成による調和というのは見果てぬ夢なのか・・・?

もしよろしければ小倉先生には、COMAPさんがおっしゃるような形態の存在を保護する制度を作るとしたらどういったものになるべきなのか、ご意見を伺えるとうれしいです。

Rédigé par: Dryad | 24 sept. 05 13:18:49

この一件は非常に興味深いですね。
まず、モナーやギコネコは過去の如何なる商業キャラクターに対して異なる存在だと言うことが重大ですよね。単純な記号の操作だけでキャラクターを生み出し(←それが可能だと言うことの革命的発見)、開放的なネットコミュニケーションに密着して成長し平等に共有されていることです。この性質は、一般の商業キャラが、 特別な技能を独占する人材によってのみ生み出され(←そう信じられてきた)、コミュニケーションの中で平等に共有されるものではないことと完全に対になっています。モナーやギコネコとの関わりは前者の範疇において成立することを、ほとんどの人は何とな~く分っているわけですね。

今回の一件、後者にしか成りようがないAVEX(資本)がモナーを利用することはもともとが困難なことです。今回AVEXは無謀です。ものごとが分らな過ぎてるというか。 タカラの前例もあるにも拘わらず・・。

ギコネコやモナーのこうした重要な性質を分っているほとんどの人は、それらがネットコミュニケーション自体の性質どおりのキャラであることこそを重視(畏怖)しているのです。人々はモナーに対して特定個人の利益に結びつかない成長のさせ方関わり方を遵守してきたという蓄積があります。このあたりは最低限の空気読む能力です。今回の一件、実際法律はどうあっても(たとえ法的にはAVEX問題なしとなっても)、それ以上の現実的な対抗手段というものが可能でもあるわけです。今後の展開が楽しみです。

Rédigé par: COMAP | 24 sept. 05 12:32:58

 特許庁のデータベースがメンテナンス中なので「かわいいコックさん」についてどの範囲で商標登録がなされたのかははっきりとは分からないのですが、登録商標を出所表示機能を有しない態様で用いることは「商標の使用」にあたらないとすることが判例の一貫した流れですので、そもそも通常の用法で「かわいいコックさん」の絵を用いることは商標権侵害とはならないです。

 商標法というのは、もともと創作性を保護しようというものではないし、ブランド名を構築するにあたっては既に親しまれている文字列や図柄を借用しようというのは自然なことなので、「かわいいコックさん」の図柄や「かわいいコックさん」という文字列を自己の商標として登録すること自体は問題ないとは思うのですが、ウェブサイトを見る限り、この商標権者が「かわいいコックさん」という名称や図柄を、自己の商標として正しく用いているかというと疑問の余地がないではないといったところではないでしょうか。
 

Rédigé par: 小倉秀夫 | 24 sept. 05 00:51:48

 はじめまして。TB送らせていただきました「図書館員の愛弟子」のroeです。標記記事の「違和感」の違和感を書かせていただきます。
 拙ブログのリンク先記事のコメントでのやりとりを見ていただければ、なんとか理解いただけると思うのですが、ネットワーカーたちが問題としているのは著作権ではないのではないでしょうか。それに対して、著作権による小細工を挑んできているのは、avexの側でしょう。

 私のブログは元々個人的なもので、何かしら狭い主題に特化したものではありません。アニメファンという立場から、著作権法が何をしてくれたよ?という感覚から今回は書いてみましたが、こちらの記事は何をかいわんや、です。
 著作権法上ぎりぎりok、なら著作権法の観点からは何を言う必要があるのでしょうか?必要はないと思いますよ。
 観点をもう少し広げて、むしろ法律家は、法律の前提となっている利益がいかに社会において公正に取り扱われるか、という点で「道具として」法律を見ること、使うことが求められるべきでしょう。私は単なる法学部卒の図書館員ですが、そのような立場で、法哲学やメタ憲法学なぞをかじってまいりましたし、現実社会との接点も見ようとしています。
 その点でこちらの記事の立脚点には幻滅を感じます。

 「かわいいコックさん 商標」で一度検索かけてみたくださいよ。それにぜひコメントいただければと思います。それで法律家だか法律屋としての懐の深さを見たいと思います。

Rédigé par: roe | 23 sept. 05 21:16:12

はじめまして。ある企業にアイデアを真似されて、困っております。法律に触れないのかどうか知りたいのですが、私には知識がございません。もしよろしければ、ご教授いただけないでしょうか?

Rédigé par: お笑いサプリ | 23 sept. 05 14:22:23

著作権による囲い込み合戦はやっぱり不毛ですなぁ。ポストモダン的な言説における著作権の欺瞞性というのが実感できるような気がします。ところで、前のエントリで出ていた

>法律的な点では、例えばモナーグッズを色々と出そうとした際に、のま猫と似ているという事で販売差し止めとか、そういうことはできるのでしょうか?

という設問がやっぱり気になるのですが。

Rédigé par: トニオ | 23 sept. 05 14:20:09

このあいだ一つ事件が起こっています。「恋のマイアヒー」のフラッシュが流布するにあたって大きな役割を果たしていた、投稿系画像サイトのpya!に「ある筋」(公表されていません)から削除要請があり、削除されました。

削除された時点までそのフラッシュのページは20万アクセスを越えています。また、公表から10ヵ月が経過しており、さらに、削除要請があったのはavexのCDに収録されたフラッシュのみであり、同曲を用いた別のフラッシュには削除要請は行われていません。

もちろん管理人の方から詳細は明らかにされていませんが、考えるにavex側がそのフラッシュを見たいならCDを買うように、フラッシュの頒布を独占したいという意図があるのではないかと思われます。

Rédigé par: | 23 sept. 05 13:32:41

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