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01/25/2006

「真理の道」も金次第

 ローマ教皇庁が、ローマ教皇の言葉や著作について印税をかける方針を採用したとのニュースが世界中で話題になっています(産経新聞TimesOnLine)。

 そんなときこそ、「世界の宝」の抗弁の出番かもしれません。

Posted by 小倉秀夫 at 07:57 PM dans au sujet de la propriété intellectuelle |

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Voici les sites qui parlent de: 「真理の道」も金次第:

» [著作権]宗教者の発言と著作権 de 言いたい放題
法王の言葉にも著作権…3―5%の印税徴収 商品化と批判も  これまで自由に引用されてきたローマ法王の言葉や文章の著作権をはっきりさせ、印刷した本などに印税をかけるという法王庁の新方針が25日までのイタリアの報道で明らかになった。  25日はベネディクト十六世が就任後初の信者向け書簡(回勅)を発表する日で、この内容も対象。バチカン周辺からは「法王の言葉の商品化」(ANSA通信)、「聖職者と金を連想させる悪い効果しか与えない」(作家メッソーリ氏)との批判や、「布教に協力してきたのに今さら…」と負担増... Lire la suite

Notifié: 26 janv. 2006 à 04:07:41

Commentaires

 なるほど。
 どこかのお馬鹿な新興宗教なら、自称教祖の話したことは、そいつの著作なのでしょうが、恐れ多くもローマ法王ともなれば、神様のお言葉を(神様の声を聞くことの出来ない哀れな下々の信者のために)伝えてくれるのであって、著作者は神様かと思っていました(笑)。
 神様のお言葉を伝えてくれるのなら、それに対して寄付などをするのは当然ですが、単に司教の代表に過ぎない一個人の著作にはお金を払ってまで利用する価値はないですね。そこらの自称教祖と言うことが違うわけではないですから。

Rédigé par: yoshik-y | 26 janv. 2006 à 09:45:39

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