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09/20/2006

時代に取り残された人

 オーマイニュースが報道するところによれば、依田巽元日本レコード協会会長は、9月6日に行われた知的財産戦略本部コンテンツ専門調査会「企画ワーキングチーム」の第1回会合において、

「超法規的な見地でゲームソフトの中古品問題をどうするか。最高裁で結論が出たからといってこのままいつまでも放って置いていいのかと思っています」と発言し、「この論議をするときに問題なのは、利用者、法律専門家の壁がございまして、業界のエゴという形で押し込められるケースが多いということです。そして、結果的に業界がどんどん疲弊していく」と問題提起した。
とのことです。

 これに対して、同調査会会長の牛尾治朗ウシオ電機会長は

「(コンテンツの分野は)非常に特殊な分野だから、と思い過ぎては絶対いけない」「既存のものの調整に終わろうとした瞬間にこの業界は終わってしまう」などと発言し、特別扱いを求めるコンテンツ業界の姿勢に苦言を呈した。
とのことです。

 レコード輸入権騒動では私たちは苦杯を飲みましたが、あれから少しずつですが、潮目が変わってきているわけで、利用者の利益を配慮しない形でコンテンツホルダの権益拡大というのは単純に通らなくなりつつあるというのに、「利用者の壁」を乗り越える手段として「知的財産戦略本部」という官邸直属の場を利用しようというのは、時代錯誤的だなあと思わなくもありません。

Posted by 小倉秀夫 at 01:45 PM dans au sujet de la propriété intellectuelle |

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