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10/25/2006

001 はじめに(01)

 昨日、東京国際映画祭におけるエンターテインメントロイヤーズネットワークのブースにおいて法律相談を4時間ほど担当していました(一応、発足時メンバーだったりします。)。

 法律相談を終えた後レセプションに向かう途中でS弁護士と雑談をする中において、コンテンツホルダーやその周辺にいる人達は、著作権法等による流通等の規制を強化することなくしては、創作者たちは早晩やって行かれなくなると本気で思っているように感じました。


 しかしながら、流通側の代理人として、あるいはクリエイター側の代理人として、あるいはいち消費者として、あるいは学生と接する教員として、現在の日本のコンテンツビジネスを改めて見直してみると、著作権等の規制強化に頼ってみたところでコンテンツビジネスを発展させることはおろか現状維持を図ることすらできない反面、著作権等による規制を最大限利用しなくとも、否、最低限度の利用に留めることにより、コンテンツビジネスをより発展できるように私には思えてならないのです。


 そこで、このブログにおいては、「規制強化に頼らぬコンテンツ振興策」について、不定期連載をしていこうと思います。

Posted by 小倉秀夫 at 07:54 PM dans 規制強化に頼らぬコンテンツ振興策 |

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Commentaires

『メディア・コンテンツの最適著作権期間:ガンダム・アプローチ』
http://jp.fujitsu.com/group/fri/report/research/2006/report-274.html

Rédigé par: 無七志 | 26 oct. 2006, 01:08:28

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