焼きおにぎり茶漬けの製法
某所から請け負った原稿の関係で、料理のレシピの特許法による保護の可能性を考えているのですが、料理については、意外なほど特許申請が多くなされているのですね。
例えば、「焼きおにぎり茶漬けの製法」と題する特開2001−352922は、
白胡麻を磨り潰し、これに白味噌を混ぜ合わせて団子状とし、炊飯の中に前記白味噌の団子状のものを1個入れて丸いおにぎりを作り、このおにぎりの周囲をこんがり焼いて焼きおにぎりとする。別に、昆布と鰹だし、醤油、みりん及び/又は酒、食塩をまぜた汁を用意し、通常のお吸い物程度の味付けとし、前記焼きおにぎりを器に入れて、これに、汁を適量かけ、その後焼きおにぎりにみじんぎりにしたみつ葉と、しその葉とを載せ、焼きおにぎりの白味噌がとけるまで攪拌することを特徴とする焼きおにぎり茶漬けの製法ということを請求項としています。
この特許発明については、特許公開まではなされましたが、そこから先には進んでいないようなので、我々は当面居酒屋で焼きおにぎり茶漬けを食べることができそうです。しかし、いざ審査請求がされた場合を考えると、「2001年の段階でおにぎり茶漬けって既にお店に出ていたかなあ」とかちょっと迷ってしまいます。
それはともかく、この種の特許発明については、特許公開まで行き着いているものは膨大にあるのですが、特許登録に至っているものがなかなか見あたらないので、どの程度のものであれば進歩性が認められるのかと言うことが今ひとつわからないのです。
Posted by 小倉秀夫 at 06:35 PM dans au sujet de la propriété intellectuelle | Permalink
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