「Culture First」を実現するために(1)
「Culture First」を実現するための方策を、私たちで考えて提案していくことも必要ではないかと思います。とかく消費者は、「『何でも反対』で対案がない」と批判されがちです。
例えば、レコード会社とアーティストとの間の専属実演家契約において、公衆送信に用いるために新たに実演を行い媒体に収録させることをレコード会社の許可なく行う条項を盛り込むことを禁止してみてはいかがでしょうか。もともと、レコードに収録されていない実演の流通をコントロールすること自体はレコード製作者の著作隣接権の範囲外であって、それを「契約」で無理矢理コントロールしているに過ぎないのです。そして、この条項のお陰で、各アーティストがウェブ上で自由にプロモーションを行うことができないのですから。
「Culture First」を呼びかけた著作権関係87団体の皆様、是非とも、レコード会社に対して、その経済至上主義を改めて、「Culture」の発展を阻害する条項を廃棄するように迫っていただければ幸いです。
Posted by 小倉秀夫 at 12:06 PM dans au sujet de la propriété intellectuelle | Permalink
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» Culture First de はんぷてぃ・だんぷてぃ
天気:曇り 今日はちと暖かかったの さて、久しぶりの更新じゃが、ただサボっとっ Lire la suite
Notifié: 22 janv. 2008, 00:24:12
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Commentaires
「レコード会社の許可なく行う条項を盛り込むことを禁止してみてはいかがでしょうか」
ここちょっと変じゃないですか?
こういう意味ですよね?
↓
「レコード会社の許可なく行えないとする条項を盛り込むことを禁止してみてはいかがでしょうか」
Rédigé par: Zinc | 7 mars 2008, 00:05:58
>とかく消費者は、「『何でも反対』で対案がない」と批判されがちです。
ハイハイハイ~、やっとのこと立場対等になるのかなという展開なんで、自分も同じこと思ってたところです。
ここできっちり政府も納得の提案添付でしょうねwww
ライブハウス関連で言いますと、もともと大半の国民がこれにこだわってきたのは、きちんと支払える平等なシステムに成ってないのにJASRACやり放題でおかしくない?ということですから。
Rédigé par: コマプ墨田 | 20 janv. 2008, 16:31:27