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01/23/2008

中山先生の最終講義

 今日は、中山信弘先生の東大での最終講義を聴講してきました。

 私の「ボス弁」であった故伊東正勝弁護士が中山先生と高校・大学の同級生だった縁で、私の事務所が主催する知的財産権研究会に中山先生が中心メンバーとして参加してくださったこともあって、中山先生には、弁護士に成り立ての頃からいろいろとお世話になっておりました。ですから、中山先生の最終講義は何が何でも聴講しなければと思い、「日弁連コンピュータ委員会シンポジウム2008」よりもこちらを選びました。

 教室には、知的財産権法を得意とする研究者や実務家が大挙して入室しており、改めて中山先生の偉大さを思い知った次第です。中山先生の研究の歴史から知的財産権法学の未来に向けてのメッセージを含む集大成的な講義の中で、商業用レコードの還流防止措置の創設についての反対運動の盛り上がりを、知的財産権、とりわけ著作権について「権利を強化すればよい」という従前の流れとは異なる流れを象徴するものとして取り上げてくださったことには、この運動のために相当の時間と労力を費やし、相当の潜在的顧客を捨て去った者としては、光栄の限りといえそうです。

Posted by 小倉秀夫 at 01:20 AM dans au sujet de la propriété intellectuelle |

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Voici les sites qui parlent de: 中山先生の最終講義:

» 最終講義 de 六甲山麓日記
昨日、恩師・中山信弘教授の最終講義に出席させて頂いた。停年を1年残しての、62歳での東大退職である。このあとは弁護士登録はされるものの、他大学への就職はされないということで、文字通りの最終講義となった。東大法学部で最大の31番教室が2階席も含め立見も出る大盛況だった。 報道にもあるとおり、最後の5分の1ほどは、今後の法学研究のあり方についてご意見を披露された。短期的な実務への貢献よりも、長期的に生き残る理論体系構築を、という次世代知財法研究者へのメッセージである。 直接の名宛人は聴衆の中... Lire la suite

Notifié: 25 janv. 2008, 12:59:29

» [編集日誌]2008-01-22(Tue): アカデミックリソースとしての最終講義 de ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版
本日2008年1月22日に東京大学本郷キャンパスで「知的財産法研究の回顧と将来への課題」と題した中山信弘さんの最終講義が行われた。 ・「中山信弘教授最終講義のお知らせ」(LPnewsletter、2008-01) http://www.j.u-tokyo.ac.jp/about/news/list/52.html ITproが講義内容を... Lire la suite

Notifié: 26 janv. 2008, 10:42:50

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