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07/28/2008

「ネット権」者が許諾義務を負う対象

「ネット法」の政策提言に関する補足説明」には、

ネット権者は、権利を保有すると同時に、収益の公正な配分を著作者などの権利者に対して行う「法的な」義務を負う。また、インターネット上でのデジタル・コンテンツの流通のための利用は、ネット権者が独占するものではない。ネット権者以外の者も、ネット権者から「許諾」を得て利用でき、その際、ネット権者による恣意的な許諾拒否等は許されず、一定の場合には許諾する義務を負うものとする。
とあります。

 ただ、「許諾義務」を負う対象が、インターネット上での一定のデジタル・コンテンツの流通に関してネット法により新たに付与された利用権及び許諾権に限定されるのか、当該コンテンツに関してネット法によらずにネット権者に帰属する利用権および許諾権を含むのかによって、その想定される運用って全然違ってくる(放送コンテンツについて、そこに含まれている音楽著作物や実演等についてインターネット上での流通を許諾する義務を負わされても、テレビ局が有する当該放送コンテンツについての「映画の著作物」の著作者として有する公衆送信権や放送事業者として有する複製権、送信可能化権等に付き許諾を恣意的に拒絶できるとすれば、その放送コンテンツをネット上で流通させられるのは事実上その放送事業者とその関連会社に限定されるように思います。)ので、その話をゲームラボの連載コラムに書こうかなと思っています。

Posted by 小倉秀夫 at 02:03 AM dans au sujet de la propriété intellectuelle |

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Voici les sites qui parlent de 「ネット権」者が許諾義務を負う対象:

» ネット法制定への強行突破か、それとも・・・? de 天秤の館にて ~Thinking at the balance’s manor~
「デジタル・コンテンツ利用促進協議会」(現時点では仮称。多分、正式名称もそのまま。)の発足総会が明日(9日)、行われる。天秤のところに届いたお誘い紙によれば、そういうことだ。 発起人代表に中山信弘先生を据え、角川HDの角川会長、自民党参議院の世耕議員、スク... [Lire la suite]

Notifié le 9 sept. 08 12:23:20

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