« 海賊党,躍進 | Accueil | JASRAC寄付講座 »

06/20/2009

芸術・技術分野の知識

 6月22日締め切りの判例解説の初稿を完成させて,今日,編集者に送信しました。

 前回のゼミの課題として,プロデューサー,監督,撮影監督,美術監督がその実体験について書いた書籍を読んで,プロデューサー,監督,撮影監督,美術監督というのは,どのようにして映画の著作物の全体的形成に寄与するのかをレポートしなさいという課題を出したわけですが,著作権法の難しさの一つは,法律の条文や判例や学説をいくら勉強しても,その対象となる芸術・技術分野についてもそれなりに勉強していかないと,何が何だかよくわからないというところです。もちろん,新司法試験にパスするだけなら,基本書に書いてあることをきちんと身につければ何とかなると思いますが,実務的にはそこで止まってしまう人は厳しいわけです。

 「舞踊の著作物」について創作的な部分が共通しているといえるか否かという問題についていえば,例えば,長い歴史を持つクラッシックバレエや花柳流舞踊等において,「振付け」のレベルで創作性が加わるとはどういうことなのかということを議論しなければならず,それは,バレエ等の舞踊を実演することや鑑賞することを趣味とはしない私には非常に難しい問題です。一応,舞踊等に関する文献等を読みはするものの,果たして,それほど外すことなく理解できたといいうるか,その道に通暁した読者の評価を仰ぐより他ありません。

Posted by 小倉秀夫 at 01:22 AM dans au sujet de la propriété intellectuelle |

TrackBack

URL TrackBack de cette note:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13499/45392370

Voici les sites qui parlent de 芸術・技術分野の知識:

Commentaires

Poster un commentaire