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01/22/2010

これからは新聞記者は資料としてウェブをプリントアウトしたりなどしない。

 社団法人日本新聞協会等が「『権利制限の一般規定』導入に関する意見書」を提出したのだそうです。

 その中で、ウェブページが無断で印刷されることを問題視されているようです。ただ、私は、何度も新聞記者さんから取材を受けていますが、その際、多くの記者さんが、ウェブページを印刷したものを資料としてお持ちだったと記憶しています。さらにいえば、私は、新聞社のカタから、「あなたのウェブページを、取材の際の資料に使いたいので、印刷させて下さい」との許諾願いを受けたことがありません。私の文章は、基本的に解説文ですから、「当該事件を構成し、又は当該事件の過程において見られ、若しくは聞かれる著作物」にはあたらないはずですし、新聞社は営利活動の一環として取材活動を行っているので、取材活動において資料として使用するためのプリントアウトは「私的使用の範囲」を超えているとするのが多数説です。

 今後、記者さんの取材活動がどう変わっていくのか、楽しみです。

Posted by 小倉秀夫 at 02:26 AM dans au sujet de la propriété intellectuelle |

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Voici les sites qui parlent de これからは新聞記者は資料としてウェブをプリントアウトしたりなどしない。:

» 後ろ向き新聞業界のもの知らず、本当に心配になる de Blog vs. Media 時評
 新聞協会など6団体が日本版フェアユース規定導入に反対する意見書を公表しました。そこで問題例として取り上げられているのがウェブページの印刷なのです。平たく言って、広告と一緒に閲覧してもらうべきものであり勝手にプリントしてもらっては困る――との趣旨が述べられています。 早速、弁護士さんから「これからは新聞記者は資料としてウェブをプリントアウトしたりなどしない。」(benli)で「私は、新聞社のカタから、『あなたのウェブページを、取材の際の資料に使いたいので、印刷させて下さい』との許諾願いを受けたこと... [Lire la suite]

Notifié le 23 janv. 10 16:27:14

Commentaires

今後の新聞記者はKindleで文書を持ち歩くんですよ。印刷なんて、もう古い。

Rédigé par: 井上 晃宏 | le 01/24/2010 à 19:39

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