2017年上半期
次週の関ジャムが、2017年上半期ベスト10を発表するようなので、私も先に上半期気になった曲を紹介することにします。
まずは、それでも世界が続くならの「消える世界のイヴ」
こんな純粋な歌を作り、歌える人たちが未だに社会に受け容れられていないのが信じがたいです。この歌を聴いて心を動かされないような大人にだけはなりたくありません。
次に、サビが耳に残るチリヌルヲワカの「ドルチェ」。
メロディラインは何とも古風なんだけど、歌謡曲ではなく、バンド楽曲として演奏しきったのが勝因のような気がします。
スチャダラパーとEGO-WRAPPIN' の「ミクロボーイとマクロガール」は、PVが8割と言ったところでしょうか。能年玲奈の勝利です。
PVと楽曲とで合わせ技一本というべきなのは、Christophe Maéの「Marcel」。この格好よさとおしゃれ感がそうして日本で受け容れられないのか不思議です。
メランコリック写楽の「ヨーロッパ返して」は、もうタイトルの勝利です。
凡人が100年考えたって、「ヨーロッパ返して」なんてタイトルは思い浮かびません。
大森靖子「ドグマ・マグマ」は、設定の勝利ですね。
神様目線の楽曲なんて、なかなか作れるものではありません。
ウォルピス・カーターの「晴天前夜」。
男性ボーカルの歌とは信じがたい出来。
復活したゲスの極み乙女の楽曲の中では「Darumasan」が最高です。
楽曲の格好よさと歌詞のくだらなさのバランスが、これぞゲスの極みというか。メジャーデビューで失われかけていたものが戻ってきたというか。
ColdplayがチャリティイベントOne Love Manchesterで演じた「Viva la Vida」。
この歌は、こうやればライブでできるんだという驚き。ティンパニー凄いとしか言いようがありません。というか、こういう悲劇のあとのチャリティイベントでちゃんと歌うべき歌を持っているって、みんなさすが。
Posted by 小倉秀夫 at 02:07 AM dans musique | Permalink
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