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12/09/2018

2018年私的ベスト10

 今年も年末になりましたので、昨年末から今日までにかけて私が新たに認識した楽曲の中で私的におすすめのものを列挙していきたいと思います。

The Peggies 「ハートビート」


Apple Musicではこちら、spotifyではこちら

 今年は、The Peggiesが精力的に新曲を出し続けた年でした。「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のオープニングテーマに「君のせい」が使用されたことで、アニメ愛好家の認知も得たようです。


 ただ、今年公開されたThe Peggiesの楽曲の中では、「ハートビート」が一番質が高かったかなと個人的には思います。大貫さんのドラムも、石渡さんのベースも創造性にあふれているし、北澤さんも紡ぎ出す歌詞も完璧です。

Scandal「プラットホームシンドローム」



 Scandalが今年発売したアルバム「HONEY」は傑作です。Scandalは四人全員容姿端麗だし、デビュー当初はギャルっぽさを売りにしていた部分があるので誤解されがちですが、現在は結構ハードなロックバンドです。ドラムもベースもギターも、全てが疾走感を醸し出しています。プラットホームシンドロームでは、イントロのリードギターのリフから全力で駆け抜ける感じが極めて気持ちが良いのです。そして、現在の彼女たちはこれをライブでも再現する能力を持っています。

泉まくら 『いのち feat. ラブリーサマーちゃん』



 The Peggiesの3人と中学・高校の同級生であるラブリーサマーちゃんが泉まくらさんと組んで発表したのがこの楽曲です。この楽曲の良さは、圧倒的な歌詞の強さですね。曲がおしゃれだから、歌詞の強さが余計引き立ちます。

みきなつみ「ボクらの叫び」



 歌詞の力強さという点では、みきなつみ「ボクらの叫び」も負けていません。こんな真っ直ぐの歌詞をかける若さと才能に、大人たちはもっと気付くべきだと思います。

SUNNY CAR WASH「ムーンスキップ」



 ボーイズバンドによるストレートなラブソングですが、冒頭で「賛否両論です」と歌い上げることでまず聞き手を惹き付けるあたりが、荒削りにみえてよく練られています。

時速36km「七月七日通り」



 ボーズバンドで今年新たな発見と言えば、この時速36kmですね。リードボーカルの声質が良く、滑舌も良いので、この難解な歌を普通にこなせています(ライブを観ていないので、生音でどうなるのかまでは分からないのですが。)。

FINLANDS「yellowboost」



 リードボーカルの声質という点では、Finlandsも未だ健在です。このバンドは、サポートメンバーの男性二人(ギターとドラム)が超絶的に上手いのもあり、塩入さんの特殊な歌い方が、疾走感に哀愁を付加します。

ZAZ「Qué vendrá」



声質の良さという点で言えば、フランスのZAZも健在です。この歌も、この声質で歌われるからこそ、この伴奏で成立するんだといえそうです。

熊仔×Julia Wu 吳卓源×RGRY「買榜」



 これとは大局的に、曲もPVもおしゃれに仕上がっているのが、「買榜」です。まあ、見ての通りメンバーが凄いので、できがいいのは当然なのですが。

ずっと真夜中でいいのに。「脳裏上のクラッカー



 最後に、なぞのユニット「ずっと真夜中でいいのに。」の作品。メンバーの芸名は公開されていますが、PVがオールアニメーションですから、どんな人が演奏しているのかが今のところ全く分からなかったりします。華やかな歌詞と派手なメロディが続く当たり、ボカロ楽曲の影響が強そうです。

Posted by 小倉秀夫 at 08:53 AM dans musique |

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