Clarikaの"Je ne Serai Pas"は,とても格好いいFrench Rapです。"Je ne Serai Pas"というかけ声がうまく繰り返されています。とても42歳とは思えない若々しさです。Back Music自体は,60年代後半的なエレクトロっぽさが残っているのですが,それが却って新しさを感じさせます。
France24のこの記事は、オバマ大統領が如何に多くのミュージシャンに支持されてきたのかということを示しています。特に注目なのは、Will.I.amの「Yes We Can」です。一人の政治家の演説を、その上にその言葉を多くのミュージシャンが重ねることで、一つのアートとして成立する。日本では、当面期待できそうにないことです。
J-POPだと,GReeeeNの「キセキ」が2008年を代表する歌だったのではないかという気がします(賞レースはそういう論理では動かないので,他の楽曲が受賞するとは思いますが)。まあ,NHKもGReeeeNを紅白歌合戦に出場させることができたら本当に「サプライズ」で視聴率も上がったと思うのですが,デビュー後3カ月で3枚のシングルを出しそのいずれもオリコン最高位3位に終わったGIRL NEXT DOORを出場させることにしてしまったという別の意味での「サプライズ」を醸し出して終わってしまった感があります。
La Compagnie CréoleのO! Oh! Obama!(→)がフランスシングルチャートの初登場33位にまでいったのが驚きです。音楽的には,いかにもクレオール的なイージーリスニングといった感じなのですが,オバマ人気はフランスでも高いということの表れなのでしょう。
さらに,Parodie de La Compagnie CréoleのObamasquéなんていうのがあって,まあこちらは多分に揶揄的ですが(って,オバマ氏に対して揶揄的なのか,La Companie Créoleに対して揶揄的なのかはともかくといたしまして。),コメディ業界はオバマ氏の当選で冬の時代を迎えるとしても,音楽業界は結構生き生きとするのかもしれません。
私的には"Idiota"で衝撃のデビューを果たしたNena Daconteですが,しばらく新譜が出ないのでスペイン風一発屋だったのか!と思っていたところ,実は新譜"Tenia tanto que darte"を出していたのですね。といいますか,iTunes Store For Espanaのシングルチャートで1位ですよ。
ニューアルバム"Retales De Carnaval"も出ているようなのですが,またこれをどうやって入手したものか考えあぐねてしまうところです(amazon.esとか,ないですから。)。前作も,米国のオンラインCDショップがスペインから並行輸入したものを,日本から並行輸入するという迂遠な方法をとらざるを得なかったですし。
iTunes Store for Franceのシングルチャートを見ていたら,Grégoireの"Toi + Moi"がヒットしているようです。iTunes Store for Japanではまだダウンロードできないようですが,GrégoireさんのMySpaceからこの曲のPromotionVideo(但し,DailyMotionにアップロードされているもの)にリンクが貼られているので,日本にいながらにして,"Toi + Moi"を視聴することが出来ました。
「lawyer」という単語を含む楽曲ってまあまああるのですね。特に、ユニット名を巡っていろいろなことのあったFall Out Boyは「I'm Like a Lawyer With the Way I'm Always Trying to Get You Off (Me & You)」(→)と「Our Lawyer Made Us Change the Name of This Song So We Wouldn't Get Sued」(→)と2曲も「Lawyer」という語を含む楽曲を発表しているのですね。
彼女は、シングルカット曲のYelle/Je Veux Te Voirが注目(といいますか、YouTube等で出回っているカラオケ用のバックグランドムービーの微妙に日本情緒溢れる光景が注目といいますか。)の女性シンガーですが、ほぼ一本調子のメロディラインといい、それでいて独特のリズム感を保っているところといい、アイドルポップの王道を行く作りになっています(例えば、)。
現役のフランス人歌手で最も美形ではないかと思っているPriscillaのアルバムUne fille comme moiが知らない間にiTunes Store for Japanでダウンロード可能になっていました(→)。この種のアイドル歌手の場合、ソングライター陣を含む裏方さんの力量が試されるのですが、Priscillaはその意味ではずっと恵まれてきています。Jalousie(→)やToujours pas d'amour(→)などのダンサブルな作品から、Toi c'est moi...(→)のようなメロディアスな作品まで揃っていて、おすすめです。もちろん、音楽配信ではなくCDを購入した方がジャケット写真等が入手できる分お得ではあるのですが、日本のレコードショップの「フランス」コーナーを探しても、Priscillaのような「現在人気のあるアイドル」のCDはまず置いてありませんので、CDを買うためにはオンライン通販頼みということにならざるを得ません(私は、わざわざAmazon.frを使って購入しました。)。それにしても、いつまで「昔人気のあったアイドル」の作品を置き続けるのでしょうか?>日本のレコードショップの「フランス」コーナー。
もっともフランスメディアでは、PriscillaのNew AlbumCasse comme du verreの話題で持ちきりです(「持ちきり」というのはちょっと言い過ぎかも。)。バラエティ番組に出て、下らないインタビューやらコメディアンの異常行動につきあって、アルバムの宣伝をしてもらうというのは、日本と同じですね。Chanteについては Priscillaの公式サイトでプロモーションビデオがフル視聴できます(こちらにアクセスして、「Vidéo」という部分をクリックすると見れます。)が、なかなかかっこいい仕上がりになっています。
コートジボワール出身の音楽ユニットMagic Systemの"Ki Dit Mié"が漸く、iTunes Store for Japanでダウンロードできるようになりました(→)。とっても、軽快で、気軽に聴くのに最適です。
また、今週のフランスシングルチャート9位の、Zazieの "Je suis un homme"が早速ダウンロード可能となっています(→)。この楽曲は、現時点で上記Zazieの公式サイトで視聴できますので、その素晴らしさは聞いていただければ分かると思います。ベテランらしい重厚感と壮大さを感じさせます。歌詞も、しっかり決まっています。
Da Silvaの"Tout va pour le mieux"(このエントリーをアップロードした時点ではここで視聴可能)がとても格好良いと思ったので、ちゃんとお金を出してこれを購入しようと思ったのですが、相変わらず、欲しいと思った曲を正規に購入するというのは日本ではとても大変です。
"Tout va pour le mieux"は、iTS for Franceではダウンロードできるのですが、iTS for Japanではダウンロードできません。
iTS for Franceによれば、この楽曲は、"De Beaux Jours a Venir"というアルバムに収録されているようなのですが、Amazon.co.jpでこのアルバムを検索すると、UKからのImportものがあるだけで、しかもそれは「通常3-5週間以内に発送します」との注釈つきです。さらにいうと、このAmazon.co.jpが取り扱っているアルバムの楽曲リストを見ると、肝心の"Tout va pour le mieux"が抜け落ちています(といいますか、このアルバムは、扱っているお店によって、11曲構成とされている場合と12曲構成とされている場合とに分かれています。また、HMVも11曲バージョンしか売っていません。)。
John Lennonの楽曲がいまやiTunes Store for Japanでダウンロードできます。
Johnのソロ作品の中で何が一番好きなのかという点に関しては、年を重ねるごとに変遷があったように思います。若いころは、New York City(→)とかのボーカルの力強さに憧れますし(The Beatles時代のJohnのボーカルには遠く及ばないにせよ)、本来家庭を築くべき歳になるとGrow Old With Me(→)のようなシンプルでロマンティックなものに惹かれます。段々年をとってくると、Menlove Ave.版のNobody Loves You (When You're Down and Out)(→)のような悟りを開きそうで藻掻いているような楽曲に親近感を抱きます。
これらはいずれも、iTunes Store for Franceではダウンロードできるのですが、iTunes Store for Japanでは、かろうじてMademoiselle Kのアルバムの表題曲である"Ça Me Vexe "(→)が、コンピレーションアルバム(→)収録曲としてダウンロードできるに止まります。
Axelle Red の"Pas Maintenant"なんて、本当に人の心を打つ名曲なのに、YouTube等を利用しなければおいそれとは聴けないとは、残念です。
しかし、オリコンが発表した昨年の年間シングルチャートのTOP10にランクインした楽曲が1曲も歌われない(TOP30にまで範囲を広げても、「宙船」by TOKIO(15位)、「夢のうた」 by 倖田來未(26位)、「ありがとう」by SMAP(27位)しか歌われない。)のですから、視聴率が上がらないのは当然ではないかと思わなくもありません。身も蓋もない言い方をしてしまうと、その年を象徴する歌は歌われない番組になってしまったのですから、そんなに高い視聴率が望めるはずがありません。
iTSJではダウンロードできない残りの6曲は、iTunes Store for USAではどうかというと、全てダウンロードできます。まあ、これらは皆英語歌詞の歌ですから米国と日本とでは事情が違うだけかもしれないので、同じく非英語圏向けのサービスであるiTunes Store for Franceを見てみると、やはり上記6曲ともダウンロードできます。えっ?なんでフランスはOKで日本はだめなの?。
Fight Aidsの「 L'or de nos Vies」がフランスシングルチャートの上位をひた走っています(歌詞は、こちら)。まあ、KyoだのJeniferだのといった人気アーティストが多数集まって作った企画ものユニット(目的はグループ名から明らかですね。)なので「売れて当然」といえば当然なのですが。
歌詞はこのとおりなので、今やヨーロッパでJ−POP(というか、もろパラパラって、ドイツ語サイトでも "Para Para Dance" って表記されていますね。)をヒットさせるには、現地語に翻訳する必要すらないのだなあとしみじみ思ってしまいます。といいますか、日本ではまだヒット曲を出していないアーティストでもヨーロッパで売り出すと面白いですよという、これまで折に触れ言ってきたことが実践されているのは嬉しい限りです。
私は、iTunes Music Storeが日本でもサービスを開始するというニュースを聞いたときに最初に期待したのは、「これで、日本にいながらにして最新のフレンチ・ポップスを楽しめる」ということですが、iTunes Music Store for JAPANでは、未だに最近のフレンチポップスはほとんどアップロードされておらず、iTunes Music Store for Franceから楽曲をダウンロードすることを許されていない日本在住者は、ダウンロードすることができません。iTunes Music Store for Franceにアップロードされている楽曲については、新たにエンコーディング作業等をすることなくiTunes Music Store for JAPANでもダウンロードできるようにすることは容易だと思われるのに、たいそう残念なことだと思っております。
音楽CDについては、小売店に最近のフレンチポップス用のコーナーを設けさせるのが大変だということは理解できますので、せめて、iTunes Music Store for Franceにアップロードされている楽曲については、日本のiTunes Music Storeでもダウンロードできるように、フランスのレコード会社等に、貴協会から働きかけていただきますようお願いいたします。
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