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22/09/2006

「gender free」の対義語

 安倍政権下で確実に冷や飯を食らいそうな概念として、「Gender Free」というものがあります。

 もっとも、「gender free」を攻撃している人々は結局何がしたいのかというのは今ひとつ見えてきません、といいますか、「gender free」の反対概念っていったい何なのかということがそもそもよくわかりません。

 著作権関係者の間では、「free」の反対語は「proprietary」なのですが、「gender proprietary」では何のことを言っているのか全くわかりません。まあ、ストールマンさんは、「free software」でいうところの「free」は「ただ」という意味ではなく「自由」という意味だと言うことを常々仰っています。すると、「gender detained」とか「gender bound」とか「gender enslaved」みたいな話になっていくのでしょうか。

 そうなっていくと、「gender free」教育の対極にある「gender enslaved」教育を推し進めるのだってことになると、結局のところ、文科省のお偉いさんの考える「男とはこういうものである」とか「女とはこういうものである」とかという思いこみを子供たちが強制されていくということになって行くものと予想され、それはそれで、実際にはそうなっていない社会との整合性をどうやってつけていくのか(だって、資本主義社会が進展していけば市場における合理性を伴わない「性別に基づく社会的拘束」が顧みられなくなっていくというのはある意味自然の流れですから。)っていうことが問題となっていくのではないかと思われます。

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Commentaires

 「gender-enslaved」教育を進めていくとなると、子供たちに教え込むべき「男らしさ」「女らしさ」を誰かが決めなければならないわけで、ではそれは個々の教員の裁量に委ねられるのかというとそういうことは期待薄であって、結局、文科省のお偉方がその裁量で決めていくことになるのではないですか。

 「実名ブロガーに対する批判はよい批判、政府のお偉方や匿名コメンテーターに対する批判は悪しき攻撃・罵倒」っていうのがネットで目覚めた皆様の間での最近の流行なんですかね。

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