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02/09/2006

オーマイニュース・シンポ

 今日はオーマイニュースシンポジウムが早稲田で開催されたようです。私も行きたかったのですが、葛飾区の土曜一斉法律相談に参加しなければならず、断念しました。

 さて、上記シンポジウムに参加された山口先生のエントリーおよびこれに対するコメントから派生する話ですが、日本版オーマイニュースが「もうひとつの左翼メディア」で終わってしまうのではないかという危惧を多くの人が有したのは、結局のところ、(オーマイニュースが本来想定しているような)責任ある言論の応酬に耐えられるだけの右派の論客というのを、当の右派勢力すら想定できなかったからではないかという気がしています。

 実をいうと、責任ある言論の応酬に耐えられるだけの右派の論客はいないわけではないと思うのですが、そういう方々は醜悪なショービニズムないしレイシズムに陥らない程度のところで踏みとどまる傾向が強いわけで、「ネットで目覚めた」ネット右翼さんたちのお眼鏡には必ずしも適わなさそうです。かといって彼ら自身は、結局のところ消耗戦に持ち込む戦法しか経験していないので、責任ある言論の応酬に耐えられるだけの能力が涵養されていないし、同じことを続けている限り、涵養される見込みもありません。実際、オーマイニュース日本版創設当初より2ちゃんねる的な手法をオーマイニュースに無理矢理持ち込もうという勢力や、2ちゃんねる的な手法をも取り入れるように要求する勢力等は存在したわけですが、右派論客に対してオーマイニュース的な手法で左翼勢力に対抗するように求めたり、右派論客自らオーマイニュース的な手法で左翼勢力に対抗することを表明するという動きは私が知る限り見られなかったのであり、このあたりは、日本の右派勢力の自信のなさを如実に表しているように思います。

 なお、オーマイニュースの実名制の緩和を求める見解とファクトを求める見解というのは実は両立しないのではないかという気はしています。特に、専ら言語に頼る限り、一次情報の出所がどこかというのはとても重要なので、ファクトの供給源としてオーマイニュースを位置づけたとき、一次情報の出所に必ずたどり着ける状態をオーマイニュースが保持し続けることは不可欠であるように思います。

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Commentaires

>「掃きだめに鶴」がいることは滅多にない
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21886/1151149000/

そうですから已むをないのでは。

それに左右の二者択一論法には不満です。私のように中道という勢力(信念信条)もいるのですから。

>責任ある言論の応酬に耐えられるだけの能力が涵養されていないし

 スレ立て逃げ逃走、嫌味皮肉当て擦りや極端例での反論は止めた方が。

>ファクトの供給源としてオーマイニュースを位置づけたとき、一次情報の出所に必ずたどり着ける状態をオーマイニュースが保持し続けることは不可欠である

 ソースも根拠もなく、いきなり「~と言えそうです」というのもよくないですね。

鳥越さんは何もわかっていないのにわかったつもりでいる初心者といった感じでした。
あなたと同じです。

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