正犯が既に同種犯罪を犯したことを認識している場合の中立的行為と幇助
包丁等の刃物の小売店が集まっている見本市で、刃物店Xは、その見本市にきていたAから出刃包丁を2本売って欲しいと申し向けられ、これに応諾した。Xは、Aから出刃包丁2本分の代金を受け取ったので、まず、1本の出刃包丁をAに手渡したところ、Aは突然その出刃包丁を振り回して、見本市にきていた人々を斬りつけ回った。ところが、Aは、ある時ふっと不意をつかれて、もっていた出刃包丁をBに取り上げられてしまった。慌てたAは、Xに対し、先ほど購入したもう一本の出刃包丁を手渡すように要求し、Aは、売買契約の履行として、Xに出刃包丁を手渡した。Aは、この出刃包丁をもって、Bに襲いかかり、Bを刺殺した。
【問題】
Xの罪責は如何。
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Commentaires
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法的評価に満ちた表現である「履行」を「冷静」などというイメージと一体でしかとらえられない「常識」って,一体何なんでしょうね...。
Rédigé par: 煙感知器 | 06/09/2006 18:19
まことに恐縮ですが正誤表が必要ではないかと。
(誤)Aは、売買契約の履行として、Xに出刃包丁を手渡した。
(正)Xは、恐怖にかられとっさに、Aに出刃包丁を手渡した。
殺人事件を目の前にして殺人犯に対して冷静に「履行」なんてありえにないので映画のシーンを参照して「恐怖にかられとっさに」が常識的でしょう。
Rédigé par: 失礼ながら | 05/09/2006 00:12