Web 2.0的なオーマイニュース
オーマイニュースが発展していく一つの契機としては、既存のテレビや新聞などでは大きく取り上げてもらえない分野についての記事が増えていくことでしょう。
例えば、スポーツなんかだと、既存のテレビや新聞だと、どうしても野球やサッカーなどの人気スポーツが中心となり、それほど人気がないスポーツに関する記事はどうしても載せてもらえないか、載せてもらってもせいぜい試合結果が掲載されるだけということになりがちです。もちろん、そのマイナースポーツのファンや関係者が独自にウェブやブログを開設すれば思う存分そのスポーツに関する記事を掲載できるとは思いますが、そうすると、そもそもそのスポーツに強い関心がある人以外の人には見てもらえる可能性が少なくなってしまいます。これに対し、マイナースポーツのファンや関係者が市民記者として、そのスポーツに関する重要な試合を、そのスポーツの醍醐味がわかるように生き生きと記事にし、それがオーマイニュースのスポーツ欄に掲載してもらえれば、書き手は自分の好きなスポーツのすばらしさを広く伝えるチャンスとなりますし、読み手としても面白いスポーツを新たに見出すチャンスとなります。
また、海外在住者による当該国に関するニュース等も、市民記者に十分期待しうるものとなります。既に海外在住者系のブログには現地の状況を伝えてくれる有益なものが少なくありませんが、定期巡回してもらえるほど頻繁にエントリーを立ち上げるのは厳しいけれども何か伝えたいことがあったら投稿したいという人にとっても、また通常であればなかなか関心を持ってもらえないようなマイナーな国について関心を持ってもらいたいという人にとっても、オーマイニュースの枠組みは便利です。
また、特定の業界に関して起こっていることをニュースとして報ずるのにも、オーマイニュースの枠組みは有益ではないかと思います。どの業界の方々も、自分の業界に関する既存のマスメディアによる報道が薄っぺらで表面的にすぎるという不満を持ったことは一度ならずあるのではないかと思います。例えば、私の業界に関していえば、現在の刑事裁判制度の運用上の具体的な問題などを弁護士等が市民記者として読者に伝えるというのは悪くない話ではないかと思います。もちろん、個々の弁護士や弁護士会等がウェブサイトやブログを開設してそこで思う存分そういう情報を提供することは簡単なのですが、それでは、やはり法律問題に元々特に関心のある人にしか伝われない危険が高いということが言えます。
まあ、これらは結局、オーマイニュースをポータルとして利用しようということなのです(もちろん、プロのジャーナリストが編集者として付いているので、市民記者が作成した文章に編集者が手を入れたりだめ出ししてくれると、書き手にとっても読み手にとってもより有益といえそうです。)が、個々のブログよりもポータル機能が高く、それでいて2ちゃんねるとは違って下品な雑音が少ないメディアというのは、価値があるように思います。実際、マスメディアの足腰というのは、「ウヨサヨ」で色分けができるような華やかな政治ネタではないところにあるのですから。
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Commentaires
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>2ちゃんねるとは違って下品な雑音が少ないメディアというのは、価値があるように思います。
どこかのブログと違って下品な嫌味や罵倒がない弁護士ブログというのは、とても価値があります(キッパリ。
Rédigé par: 上品中品 | 04/09/2006 01:11
>編集者が手を入れたりだめ出ししてくれると、書き手にとっても読み手にとってもより有益といえそうです。
ご同慶の至りです。
長文で読みにくいブログのエントリをあげているのを見ると、ホントに社会の迷惑だと思います。
加えて、嫌味皮肉当て擦り極論罵倒の連続だと辟易します。
早く検閲官がこんなブログのイミフなエントリを強制的に修文してくれないか、修文しようがなければダメだし(強制削除)してくれないか、と思う日々です。
「清冽なる●」なんて手酷い間違いなんか古典への侮辱でし、国語的にも首を捻るので、青少年への悪影響が心配です。
Rédigé par: 牧野三郎 | 04/09/2006 00:55