ネット対マスメディア?
インターネットが一部のユーザーに悪用された事例をマスメディアがネガティブな論調で報じた際に「マスコミによるネット叩き」等といって感情的に振る舞うのは、いかがなものかなあという気がしたりします。
日本におけるインターネットの利用状況というのは、全てが素晴らしいことばかりではなく、ネガティブな面も相当にあるわけですから、そのネガティブな点にマスメディアが注目するのは別に不思議なことではありません。もちろん、実際に非難されているのは「一部の悪質なネットユーザー」であっても、それを「ネット対マスメディア」という対立構図に持ち込めば、マスメディアへの対抗意識から「一部の悪質なネットユーザー」のもたらす害悪を矮小化する言説がネットに広まるだろうという計算もあるのかもしれませんが、それはそれでアンフェアかなあという気がしてなりません。
むしろ、大多数のネットユーザーは、一部の悪質なネットユーザーによるネットの悪用を抑制する方向での改革を推し進めた方が、より快適なネット環境を手に入れることはできるは、旧世代からの偏見をはねのけることには繋がるは、で一石二鳥なわけで、「一部の悪質なネットユーザー」をかばい立てするメリットは何一つないようにすら思えます。
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