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21/02/2007

柳田さんの問題提起

 あるサービスによって得られる収益が、そのサービスにより第三者に与える損害及び第三者に与える損害を抑制するための費用の合計を大きく下回り、かつ、その状況が改善される見込みがない場合、そのサービスは終焉すべきなのであって、第三者に損害を押し付けることによってそのサービスを存続させるというのは間違っているように思ったりします。

 もっとも、そのサービスに金銭では推し量ることができない利益を感じている人が、自らの出捐にて第三者が被った損害を塡補してやることでそのサービスを存続させるというのはあり得るとは思うのですが、第三者に与える損害を抑制するためのシステムを構築するのにはコストがかかるのでそのようなシステムは構築しなくて構わない、被害者が被害を甘受すれば済むことだという議論は成り立たないかなという気がします。

 柳田さんがネットの負の部分を「公害」に喩えたことについてネット上ではこれを批判する声が大きいようですが、「ネットの負の部分」をクローズアップすることを非難する理由として「ネットの正の部分」の大きさを持ち出す方々は、重化学工業の「負の部分」に目をつぶった人々と同じ間違いをしているように思います。

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