タクシーと規制緩和
池田信夫先生の「 タクシーの『過当競争』の嘘」というエントリーが話題となっています。
しかし、タクシー業界というのは、規制緩和→競争激化→価格の低下という変化にもっともなじみにくい業界の一つです。
というのも、競争激化が価格の低下につながるためには、
- どの事業者の商品又はサービスを選択するにあたって「価格」が重要な意味を有している場合であって、
- 価格の低下に相応して各事業者が従業員一人あたりの供給を増加させうるか、または、価格低下に伴う従業員一人あたりの収入源に耐えられるほどの超過利潤を上げていた
ことが必要ですが、タクシー、特に流しのタクシーの場合は一般にこの条件を欠くからです。
前者については、タクシーの場合、タクシー乗り場等でたまたま遭遇した事業者のサービスを受けるのが一般的であり、複数の事業者の提示する価格を比較してどの事業者のサービスを受けるかを吟味するということは一般に行われていないので、「価格引下げ」は業者間競争を勝ち抜く上では効果的ではないといいうるからです。
実際、「タクシー業界」によれば、米国等においてもタクシーの参入規制は行われているようです。タクシーの場合、各ドライバーごとの乗車率を高めることによって単位時間or距離あたりの単価を低下させても売り上げを維持できる状態を作り上げた方が、価格抑制をしやすいともいえます。
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Voici les sites qui parlent de: タクシーと規制緩和:
» 無恥の人 [NAGISA TAXI]
またしても事件がおこった。
何が事件かって?
NHK職員が・・じゃなくてまた無恥な学者様がわけのわからん事を宣っていらっしゃる。
それは池田信夫blogの記事である。 [Lire la suite]
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