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26/08/2007

「論点のすり替えだ」といえば反論できた気になれる脳天気さって、

 「医療崩壊だ!」系コメントスクラムの特徴としては、まず、襲われる側のエントリーには何らの問題がないということがあげられます(もちろん、襲われる側のエントリーには何らの問題もないのにコメントスクラムに襲われる例は他にもたくさんありますが。)。「マチ弁日記おばさん弁護士の独り言」の「突然」というエントリーだって特に内容に問題があるわけでもありませんし(「医療過誤についての無過失保険」にしても、私は医師の方から導入の必要性を訴えられたことがありますので、特にこのブログ主に特殊な見解だということではありませんし、そこで語られている実務的な内容については実態に即したものであるように見えます。私自身は、医療過誤訴訟はアソシエイト時代に1回やったきりですので、詳細は知りませんが。)、言葉遣いも「だ・である」調のものとしては丁寧な部類にはいると思います。

 まあ、「とりつく島がない」ということや、あまりの独善を窘められると集団でわっと襲いかかっていくところや、個人に対する人格攻撃を行って反論した気になるあたりは、他のコメントスクラムと似たようなものでしょうか。いやまあ、私の人格を非難することによって私による批判を無効化しようと頑張っている方も何人かおられるようですが、そんなことをしても、「マチ弁日記おばさん弁護士の独り言」の「突然」というエントリーを襲っているコメントスクラムの議論の質が高いことにはならないし、まして、あそこで自称医師の方々がなさっている要求をブログ主さんを含む弁護士が受け入れて、医療過誤訴訟を起こして欲しいと相談に来た方々を「お前は、自分の生活や感情のために日本の医療制度を崩壊させる気か!」といって追い返すようになるとは思えませんし、畏れ多くもお医者様相手に訴訟を提起した弁護士を懲戒しようという機運が弁護士会の中に高まるとも思えませんし、お医者様を「法の支配」の枠外に置くことについて国民的合意が得られることもありそうにありません。

 といいますか、弁護士って、不当な圧力を加えられるとより一層闘志が沸くタイプが多いですから、ああやって「マチ弁日記おばさん弁護士の独り言」のコメント欄に襲いかかり、しかもブログ主に対する人格攻撃まで加えることというのは、逆効果にしかならないのではないかという気がします。


 なお、「 医療過誤訴訟システムによる医師の経済的負担はどの程度か」というエントリーについて、「ragey」さんという方から、「問題は司法も報道も恣意的なことなのに小倉お得意の論点すり替え。「マチ弁日記」がコメント殺到に遭ったとかって、オマエ数だけ見て中身を読んでねえだろ。」というはてなブックマークコメントを頂きましたが、中身を読ませていただいた上で、「よくもまあ、こんな低レベルのコメントを他人のブログのコメント欄に延々と投稿し続けたものだ」という気になりました。そもそも、「マチ弁日記おばさん弁護士の独り言」の「突然」というエントリーを見る限り、司法や報道の恣意性は問題となっていないように思われます。

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