弁護士バッシングと「法の支配」の終焉
光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、共通してるのは、依頼者以外の者の感情に配慮して、依頼者の利益を損なう活動を行うように弁護士に無理強いをしようと言うことです。
もちろん、弁護士は、そのような行動をとることにより何の利益も受けませんし、それどころか、そのような行動を選択する権限を与えられていませんので、第三者の感情を慮って依頼者の利益を損なう行動をとることは、むしろ懲戒処分を受ける危険すら伴うわけです。
さらにいえば、全ての弁護士がその感情を配慮して行動しなければ第三者というものを認めると、その第三者と利害を対立する者は十分な司法的救済を受けることができなくなる危険が高まるわけで、それは「法の支配」自体の否定にすら繋がるわけです。
光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、匿名さんが現実社会の人間を叩くという側面があるので、「匿名さんが現実社会の人間を悪し様に罵ること」をネットの本質と考えている方々が何とかこれをかばおうとするのは傾向として予測できなくはないのですが、そのことのもたらす弊害にも配慮して欲しいものです。
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仰る理屈は分ります。
しかし、多くのみなさんは、弁護士ご自身の主義主張を通すために(正当化するために)、事件を利用しているのではないだろうかと感じているのではないでしょうか。そんな空気は感じられませんか。
Rédigé par: 弁天小僧 | 29/08/2007 20:43