未成年携帯フィルタリングは「愚作」なのか。
エイベックスの岸博幸取締役が、未成年携帯フィルタリングを「愚作」と詰難しています。
未成年携帯フィルタリングが広く普及してしまうと、携帯電話経由で未成年者がニコニコ動画にアクセスする機会が激減することが予想されますから、岸さんが 未成年携帯フィルタリングを問題視することは理解できなくはありません(岸さんが想定する「すごく出来が良いコンテンツを作るけど、携帯キャリアからは嫌われている」会社ってどこのことでしょうか?)。
しかし、
幸い、モバイル・コンテンツ・フォーラムなどのコンテンツ業界による組織もあるのだから、そうした場を活用して携帯キャリアや行政の協力も得ながら、コンテンツ側が率先して有害サイトの撲滅に取り組むべきではないだろうか。と岸さんは仰るのですが、コンテンツ側が「有害サイトの撲滅」を行う場合、そのコンテンツは年齢を問わず誰にも見られなくなる可能性が高く、「表現の自由」を制約する度合いはより高くなることが予想されます。各都道府県の青少年保護育成条例等で有害図書等のゾーニングするにとどめている趣旨を少しは理解すべきでしょう。
それ以前に、「コンテンツ側が率先して有害サイトの撲滅に取り組むべき」と言ってみたところで、コンテンツ側は、実効的な制裁を伴わない限り、有害サイトの撲滅などやろうとしないことは、現実を見渡せば明らかです。
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