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18/04/2008

ネット規制反対派が犯しがちな過ち

 ネットを介して青少年に有害コンテンツを送りつけることを法律で規制することの是非に関する議論の中で,規制反対論者がしばしば犯しがちな誤りの一つは,そのような規制法が成立した場合には,何が,そしてなぜそれが有害なのかを,親や教師が実際のコンテンツを示して教育することができなくなるという勘違いです。

 しかし,高市私案ですら,親や教師等の大人たちが,自らの使用するパソコンの画面やそれを印刷した紙を用いて,何が,そしてなぜそれが有害なのかを子供たちに教育することを規制するものではありません。だから,子供にそのような教育をするべきだと考えた親や教師は,その責任と裁量において,そのような教育をすればよいということがいえます。

 これに対し,フィルタリング規制等を行わない場合,子供たちは大人たちが付き添わない環境で,そしてしばしばそのような刺激の強い情報を目の当たりにする覚悟もなしに,あるいは,その情報の危険性を意識する機会すら与えられることなく,そのような情報に晒されることになります。親の情報リタラシーが乏しい場合,親の知らないところで,子供たちがそのような「有害情報」にのめり込み,あるいは,そこで大人たちの誘いに乗ってしまうかもしれません。有害情報にそのような環境下で晒されても子供たちに悪影響はないですって?そんなことを本気で信じているのであれば,「有害情報」とされている情報を除去するフィルタリング自体を禁止して,「情報リタラシーのある親の下に生まれた子供」についても,等しく,親の目の届かない環境下で,その種の情報に日々晒すように義務づけたらいいと思います。でも,それには賛同しないでしょう?

 規制反対派の方々は,情報リタラシーの乏しい親の下に生まれたのだから,悪い大人たちの餌食になるのは自業自得だというのでしょう(というと,そこまではっきりはいっていないとの反論がやってくると思いますけど,結局「親が情報リタラシーを身につければよい」という話は「情報リタラシーを身につけていない親の子供が犠牲になるのは仕方がない」ということとほぼ等値ですから。)。我々は親を選べないのに,親の因果が子に報いて当然であって,いろいろな意味で問題のある親に生まれた子供を社会が救ってあげる必要はないというのでしょう。入学金を入学式の日に支払ってもらえなかった子供に対するネット世論の冷たさとも共通する点がそこにはあるようにすら見えます。

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Voici les sites qui parlent de ネット規制反対派が犯しがちな過ち:

» 親はフィルタリングソフト代わりにしないなら… [touhou_huhaiの日記]
ネット規制反対派が犯しがちな過ち http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2008/04/post_0fdf.html 上記エントリーに対する反論。 例えば、親が子供に家庭内暴力を振るっており、学校や地域社会がその問題に関与しようとしない場合、子供が「家出情報」をネットや書籍... [Lire la suite]

Notifié le le 19/04/2008 à 03:25 AM

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