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18/06/2008

貴族になることを夢見るより、自らを労働者と位置づけることの方が、現実的

 労働組合を作って待遇改善を図る、というとどうしてストライキしか思い浮かばないのか、不思議です。

 労組を作る一番の効果は、交渉窓口をはっきりさせることができるということです。使用者側が労働者側の要望をすべて丸呑みするということは通常ないので、使用者側としても、どこを譲歩したら労働者側と妥協できるのかを知るには、労働者側の交渉窓口が一本化されている方が好都合です。労使交渉の中で、使用者側に改善できることを改善してもらうことだって、勤務医が一人で使用者側と交渉したり、ネットで匿名で愚痴をこぼすよりは可能性があります。

 もちろん、勤務医たちが本当に一番実現したいことは何なのか、ということにも関連しているので、単に刑事免責を受けることで司法より「上」に立ちたいというプライドの問題が最優先なのであれば、医師を「法の支配」を受けない一種の「貴族集団」として国民が認めるのか否かという問題に帰結するわけですが、「自分たちが貴族として扱われないことに不満を覚えた医師たちが医師であることをやめたせいで医師の数が大量に減少した」ことが「医師不足」の主たる要因でない限り、「医師不足」という問題の解決には最も繋がらないお話だと思われます。

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