架け橋にはならない?
矢部先生からトラックバックをいただきました。
私にとっては「議論」というのは手段であって目的ではないので、「かなり突っ込んだ議論がされて」いたというだけで満足してしまう方とは志の違いを感じてしまいます。この辺りは、「匿名での議論」で満足してしまい現実社会とコミットメントしてくれない方々に感ずる違和感と同一線上にあるので、ネット上では私の方がマイノリティなんだろうなとは思うのですが。
全国医師連盟ではその後「部分免責」と表現を変えているではないかといってみたって、これだけでは「医療行為のうち、そのような『部分』の免責を要求しているのか」が伝わらないので、あまり意味があるようには思いません。「医療行為を部分免責する議員立法をせよ」と求められたって、国会議員だって応じようがないでしょう。
で、立法部門に正確に伝わらない要求が「法改正」という形で実現する可能性ってほぼないではないですか。いくら一部の医師が「俺たちの要求を丸呑みしなければ、逃散だ!医療崩壊だ!」と脅してみたって、何を要求しているのかがわからないのですから。
医療と法律の架け橋になるとかいいつつ、その程度のこともやってあげる気がないと言うことですと、すごい冷たいといいますか、ああそういう人なんだなと感じてしまいます。
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