産科・産婦人科医の減少と出生数自体の減少
「医療施設従事医師・歯科医師数の年次推移,施設の種別・診療科名(主たる)別 」を見ていると確かに小児科は近年は微増し,産科・産婦人科は減少しています。ただし,平成10年から18年にかけての減少率は約8.9%であり,内科医の約3.1%よりは大きいものの,外科医の約13.2%ほどではありません。
また,産科・産婦人科の場合,その主たる仕事の対象である「出生」の数自体が減少していることは軽視できません。実際,平成10年から平成18年にかけて出生数は約9.2%減少しており,現在のところ,産科・産婦人科の医師数の減少率は出生数の減少率に概ね沿っているということが可能ではないかとも思われます。主たる医師賠責保険が産科・産婦人科医の保険料を特段引き上げておらず,かつ,産科・産婦人科医が特に刑事訴追されやすいという事実もない現在の日本において,産科・産婦人科医の減少の理由を訴訟リスクに求めるよりは,出生数の減少に求める方が,理屈としても合理的ではないかと思います。
また,京都の某弁護士からは,捏造だ,印象操作だといちゃもんをつけられるかもしれませんが。
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