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06/09/2008

MIAUの法人化記念パーティ

 昨日は,MIAUの法人化記念パーティに出席してきました。私は,MIAUのメンバーではありませんが,シンポジウム等に呼んでいただいたりしておりますので,お声をかけていただきました。いろいろな方とお話が出来てよかったです。やはり,この種のパーティ・イベントは,時間とお金が許す限り,出席するのが吉です。

 結局のところ,市民がその声を現実の政策に反映させていくためには,団結し,団体として様々な方面に適切に働きかけを行っていくことが必要ですし,そのためには,誰が交渉窓口となるのか等が透明化していることが望ましいことはいうまでもありません。一つの利益集団の要求だけが丸ごと実現するということは滅多にないので,譲歩案を受け入れられる窓口がないと,政策立案担当者としては無視する以外の選択肢が取りにくいからです。そして,そのためには「法人化」というのは一つの有力な選択肢です。団体の意思決定におけるヒエラルキーが外部から見て一応透明化されますから。もちろん,ロビー活動を行うには,(賄賂を送るとかそういう意味でなくて)様々なコストが掛かりますから,その資金を得るための寄付金を集めるための銀行口座を団体名で開設できるというのも法人化のメリットではありますが。

 もちろん,津田さんが代表者を務める団体のパーティなので,いわゆる「津田うだうだ論争」の話題もでましたけど,ネットのうだうださん達の問題の一つは,対抗勢力から見て,どこまでこちらが譲歩したら向こうも譲歩してくれるのかということを探る術がないということでしょう。もう一つの問題は,ネットのうだうださんたちは,対抗勢力側の都合というものを考えずに,要求水準を過激化させがちだということです。この,過激化したうだうださんの要求がネット上で対抗勢力の目に触れるということは,現実的な要求を実現させようと前線で交渉・ロビー活動等を行っている穏健派を背後から銃で撃つようなことになりがちです。利益集団の法人化,およびこれに伴う意見の対外的重みのヒエラルキーの可視化は,対抗勢力や政策立案担当者に対して,過激なうだうださんの意見を無視して現実的な妥協をしやすくする効果があります(もちろん,その団体の入会資格や規模,意思形成方法,類似集団の有無等によって,その団体のトップに,その利益集団を代表して妥協を含む交渉の窓口となる正当性の有無・程度が問われるわけですが。)。

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