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20/11/2008

子供が日本国籍なら虐待していいというわけではない。

 城内みのるという元国会議員が奇妙な内容のエントリーを立ち上げています。

 まず,

警察官:「ちょっと、ちょっと。あんたたち、いま手をひっぱっている女の子たち、おびえて泣いていますよ。虐待はやめなさい。」

男:「なにゆうてんねん。このこらはわしの娘や。自分の娘どうしつけようと勝手やろ。なあおまえ。」

という時点で「ダウト」です。

 少なくとも我が国では,たとえ親であろうとも児童を虐待することは法律で禁止されています。ちなみに,「児童虐待の防止等に関する法律」は,こちらで見ることができます。児童虐待防止法に関しては,城内さんが国会議員であった平成15年から平成17年の間に4回も改正されていますので,城内さんも見覚えがあるのではないかと思うのですが。

 さらに,城内さんはつぎのように続けます。

男:「なんやと、わしの家内は日本人やで。二年前に日本国籍とったで。中国人ちゃうで。それにこの8番目と10番目の娘もわしがきちんと国籍法の改正にのっとって認知した子やから、正真正銘の日本人や。どうやまいったか。」

 しかしながら,子供が日本国籍であるということは,親が子供を虐待することを正当化する要素たり得ませんので,虐待されている子が「正真正銘の日本人」であることを示されても,警察官は「参る」必要がありません。ある種の人々の間では,日本国籍を有する児童であれば虐待しても構わないと信じられているのでしょうか。なんだかとても自虐的ですね。

 後,細かいことを言いますと,「認知」は民法および戸籍法の定めに則って行われます。っていいますか,この人は,国籍法で定める領域と民法・戸籍法で定める領域とが区別できているのでしょうか。

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