「ボンクラ」でも務まる定型業務
週刊東洋経済2008年11月22日号に掲載された「設計ミスの司法改革弁護士大増産計画」という記事の中の下記記載が話題になっています。
政府の規制改革会議の福井秀夫・政策研究大学院大学教授は「ボンクラでも増やせばいい」と言う。「(弁護士の仕事の)9割9分は定型業務。サービスという点では大根、ニンジンと同じ。3000人ではなく、1万2000人に増やせばいい
政策研究大学院ではそうなのかもしれませんが,一般に,大根やニンジンは,「サービス」ではなくて「商品」と位置づけられているかと思います。また,福井教授が何をもって「定型業務」と位置づけているのか分からないのですが,「定型業務」だから「ボンクラ」でもよいというのは定型業務従事者に対する蔑視感の表れでしょう。定型業務でも,その定型を維持するのに非常な能力を必要とする業務はいくらでもあります。
あっ,そういえば,「ボンクラ」でも務まる「定型業務」を一つ思い出しました。「新自由主義」の立場から,さしたる根拠もなしに,ただただ規制を緩和せよと繰り返すだけの,何とか審議会の委員さんです。その程度の定型業務なら,「現実に目をつぶる」「未来に責任を持たない」という不誠実ささえ持ち合わせていれば誰にでもできますので,是非とも一般競争入札としていただき,より安い報酬で受注する事業者に委託するようにしてもらいたいものです。
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