ボツネタの終了
岡口裁判官の「ボツネタ」が明日で終了してしまうそうです。
結局,「匿名であればコメント欄でやりたい放題」というシステムの下では,有益な情報を提供するブログ等が潰されていってしまうということの一つの証座なのでしょう。こういうことをいうと,有益な情報の提供は既存メディアでやればいいみたいな反論がくるかもしれないですが,卑怯者に場を支配され,「良貨」が駆逐され又は萎縮する情報スペースなんてなんの意味があるのか大いに疑問です。
「荒らしは荒らされる方に問題がある」云々といって却って被害者の側を非難する言動がネット世論では声高に叫ばれがちですが,今回の件に関して言えば,岡口さんは,特にこの「荒らし」の方を不当に刺激するようなことはいってはいませんので,あとは東大法学部卒の裁判官がブログを開設すること自体の当否ってことにしかならないではないですか。そういう経歴の持ち主がブログを開設できないって,どんだけ嫉妬社会なんだという暗澹たる思いになります。
ブログ事業者達は,一日も早く有効な「匿名の荒らしさん」対策を練るべきだと思います。
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