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27/01/2009

飢え死にするか、過労死するかの選択を迫る新自由主義

 bobbyさんからまたトラックバックが来ています。

 もちろん,失業者の希望水準が高すぎる場合にはどこかで現実と折り合いを付けさせることは必要だと思いますが,労働基準法を無視して長時間労働を強いていることが広く知られている飲食店チェーンの仕事とか,数ヶ月で雇い止めされることが分かっているお役所仕事等にまで飛びつかないということを非難しても始まらないように思います。との私の発言について、このような労働者が折り合いを付けるべきは、自分の生活ではないかと思いますが如何でしょうか。と反論されています。

 労働基準法を無視して長時間労働を強いていることが広く知られている飲食店チェーンとしては、先日従業員が過労死したとしてその両親から提訴を受けた、東証一部上場企業の「大庄」が知られています。この案件では、この従業員は4月に入社して8月には過労死したとのことで、その間の月平均の時間外労働時間は約98時間だったとのことです。報道によれば、大庄では、時間外労働時間が80時間に満たない場合には、給料が減額されるシステムになっていたとのことです。厚生労働省による過労死の認定基準は時間外労働時間月80時間ですから、報道されているとおりだとすれば、大庄では、過労死するほどの長時間労働をしない限り給料が減額されるシステムが採用されていたということになります(残業せずに給料を減額されると、月額12万3200円まで下がるそうなので、親元で生活をしていない限り、相当生活は苦しいことになりそうです。)。

 大庄がこのような労働体系を有していたということは投資家から好意的に受け止められ、この不況の最中、上記両親による提訴の発表があった後、大庄の株価は堅実に上げ基調となっています。

 結局のところ、bobbyさんは、日本に居住する一般労働者に対し、「飢え死にするか、過労死するか、どちらかを選べ」と仰りたいのでしょう。

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