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20/04/2009

若者は結構前向きに生きている。

 若者に対する感覚は、日頃若者に接しているか、接しているとしてどのような若者に接しているかによって、かなり違ってくるような気はします。

 私のゼミ生などを見ていると、むしろ、非常に前向きで、未来に希望を持ち、その希望に向かって進んでいるなあという感慨を受けます。もちろん、私がゼミをもっている中央大学法学部は、企業等からも高い評価を受けていますので、戦略と活動を間違えなければ、それなり以上の規模と将来性を有する企業から正社員として内定をもらえるわけで(その種の企業では、高齢の正社員が多すぎて新卒を正社員として雇えないということはありませんし、永続的に存続することを予定している企業においては。中高年正社員と新卒正社員とは相互排除的なものと捉えられていませんし。)、将来を悲観する必要がないといってしまえばそれまでなのですが。

 とはいえ、資本家や特権階層の子供に生まれなくとも、本人にそれなりの才覚があってそれなりに努力すれば、安定的に雇用される職に就くことができ、それなりに物質的な豊かさをもった家庭生活を築くことが期待できるということのもたらすモチベーションというのは無視できないのであって、ある種の「手の見えない神真理教」信者たちが理想とするような、資本家や特権階層の子供に生まれなければ、本人にそれなりの才覚があってそれなりに努力しようとも、いつでも自由に解雇され、常に現在の失業者との価格競争を強いられる社会にこの社会を変えてしまえば、むしろ若い世代のモチベーションを損なうことは必定といえましょう。

 なお、彼ら自身がそのプロフィールを正しく表示しないので想像でしか言えないのですが、2ちゃんねる等の匿名掲示板や、「小宇宙」系のブログのコメント欄で、「似たもの同士で集まり、異質なものを「村八分」で排除することに快楽を見出」している人たちは、概ねさして若くないのではないかと思うのですが、如何でしょう。

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Commentaires

若者

いつの時代であっても「世代間の言葉」として「近頃の若者は」なのでありますから、後から来る若者のことが良く分かるという方が間違っているのでしょう。

「近頃の若者は自動車に興味がないのは元気がないからだ」なんてパターン化したラベル貼りをしても、何の意味もないですよ。

きっと若者たちは、何かを作り出していきます。
そのための相談には乗りましょう。といった感じですね。

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