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16/04/2009

メディア学も立派な学問

 池田信夫さんがまたクルーグマン教授を批判されているようです。

 Blogのよさは,このような素人談義が許されるところにあるわけで,それはそれでほほえましい光景です(私のブログも,こちらはあくまで「causette」という位置づけです。)。

 ただ,池田さんの場合,修士,博士等の学位を取られたメディア学ではなく,経済学の分野で生きていこうとしているような気がして,少々心配になります。経済学の分野では,東大経済学部を卒業されたというだけで,修士号すら得ていないわけですし,修士号取得に相当する実務経験もないわけですから,プリンストン大学教授であり,ノーベル経済学受賞者であるクルーグマン教授と互していくには,学位が不足しています(東大法学部卒で労働省OBの濱口圭一郎さんを「低学歴」といって憚らない池田さんのことですから,経済学に関して学士しか取得していない段階では,経済学の研究者としては「学位が十分ではない」といわれても,きっと怒らないことでしょう。)。大学などの研究機関だって,経済学で修士,博士の学位を取得し,さらに海外の一流大学で学位を取った若手研究者がたくさんいる以上,経済学の分野なら,それらの方々の中から新規教員を採用しようと思うのが自然なわけですし。もちろん,これから経済学系の大学院に入り直して修士号をとるという選択も可能なのですが,元NHK職員というキャリアを考えると,その強みを生かせる「メディア学」を捨てて経済学で生きていくというのももったいないことです。

 池田さんも,B-CAS論議とか,メディア学の分野では傾聴するに値することを仰っているのですから,もう少しメディア学の方に重点の置き方を戻していただきたいものです。地上波アナログの放送停止予定日を目前に控えて,メディア学者がやるべきことはまだまだたくさん残っているのですから。

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Voici les sites qui parlent de: メディア学も立派な学問:

» 小倉秀夫弁護士による事実無根の中傷について [池田信夫 blog]
東京弁護士会所属の小倉秀夫弁護士は、4月16日のブログ記事において、私の記事を「素人談義」と呼んで次のように書いた:池田さんの場合,修士,博士等の学位を取られたメディア学ではなく,経済学の分野で生きていこうとしているような気がして,少々心配になります。[・・・]経済学に関して学士しか取得していない段階では,経済学の研究者としては「学位が十分ではない」といわれても,きっと怒らないことでしょう。これらの記述は事実誤認である。第一に、私の学位は「メディア学」ではない。慶應義塾大学大学院の政策・メディア研究... [Lire la suite]

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