「誰が読んでもそう読める」までハードルをあげられたらお手上げ
矢部善朗創価大学法科大学院教授が,「パブ弁!」さんをアクセス禁止処分にしたようです。
その前の通告内容は,
パブ弁!さんが、私が「頑として弁護人の取調べへの立会いを嫌悪・忌避」していると誰が読んでもそう読める私の文章を指摘するか、誤読を認めて謝罪するか、実名を開示するか、いずれかを直ちに行わない限り、パブ弁!さんの投稿を禁じます。
というものでしたが,それはハードルが高すぎます。1000人中999人がそう読めるものだって,特定の小宇宙の住人が「そうは読めない」と言い張れば,誰が読んでもそう読めることにはならなくなってしまいます。
実際,こちらのエントリーのNo.143でパブ弁!さんが引用している矢部教授のコメントは,弁護人の取調べへの立会いを認めることについて矢部教授が相当ネガティブであることを伺わせるものだと思いますし,それを「頑として……嫌悪・忌避」していると表現するのは許容されるレトリックの範囲内にあると思いますが,「ご指摘の部分を「頑として弁護人の取調べへの立会いを嫌悪・忌避」していると読む程度の読解力しか持たない弁護士が存在することに恐怖を感じます。」などという方(Beartankさん)も出てきますし(これらの文章を読んで,弁護人の取調べへの立会いに反対していないと読んでしまう人の方が問題だと思いますが。),矢部教授は「その受け取り方は間違いです。」といえばそれで,悪いのはパブ弁!さんの方だとしてしまえると思っておられるようです。
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