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03/12/2009

HAKIMAKLIシーズンに異論

 今年も,HAKIMAKLIのシーズンがやってきましたね。

 ところで,城繁幸さんが次のようなことを言っています。

人生と時給という観点から見れば、飲み会の意味合いも大きく変わってくる。

村民からすれば村の行事に出て親交を深めておくことはそれなりのメリットがあるが、
真っ先に雇用調整されることが確定している季節労働者にとっては、そんなものは
文字通りの時間のムダである。

 むしろ,逆です。解雇規制によって恣意的な解雇から法的に守られている正社員は正規の業務以外のことに時間を使う必要がありませんが(出世を望まなければ,ですが。),そうでない場合には,積極的に人的関係を密接に保っておくことが必要となります。普通に考えても,飲み会等をあっさり断ってばかりいて仕事の場でしか上司と接点を持とうとしない従業員と,そういう場にはしっかり参加して上司と接点を持とうとする従業員と,どちらかを解雇しなければならないがどちらを解雇するかはその上司の裁量に委ねられている場合,相当の実力差がない限り前者を解雇しようとするだろうということは想像に難くありません。

 実際のところ,社内での飲み会だのパーティだのは,終身雇用制度を前提としない欧米系企業の方が盛んであることはご存じの通りです(参考)。多国籍企業に至っては,定期的に全世界に散らばる支社から人を集めて合宿&パーティをやることだって珍しくなかったりします。

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