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09/12/2009

日弁連の会長選挙で争点にしてほしいこと

 来年早々には日弁連の会長選挙があるわけですが、この数年日弁連の会長選挙って司法改革路線に賛成か反対かばかりで、意味のある争点ってずっと提示されてきませんでした。

 その間、IT革命は着々と進んでいったのに、その波は弁護士業務にはさして波及せずという現状に我々は甘んじてきたわけです。

 ここら辺で、2年間は司法改革路線云々という実りの乏しい話はやめて、IT化で省力化できるところはないかの洗い出しをした上で、必要とあれば裁判所や法務省とも協議をした上で、ITを活用した業務の効率化を目指すことを主要な公約とする会長候補は出てこないものかなあと思ったりもします。

 例えば、主張書面や書証の写しは原則PDFで送信するという運用にしてしまえば、「訴訟記録は電子媒体で管理する派」にとっては圧倒的に便利だし(紙の文書をスキャンして作成したPDFファイルでは、中の文字列で検索できませんが、文書データから直接作成されたPDFファイルであれば、内容検索の対象となります。)。

 また、弁論準備だって、チャットでできるようにしてしまえばわざわざ裁判所に行く必要はないし、書記官が立ち会わなくとも記録は残るしで、いいことずくめです(裁判公開原則を形式的に維持するためには、傍聴希望者は、裁判官のチャット画面を覗けるようにしておけば済むはずです。)。

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Commentaires

>ITを活用した業務の効率化を目指すことを主要な公約とする会長候補は出てこないものかなあと思ったりもします。

現時点では、出ても落選ですよねぇ~。

けっこう長い間、いわゆるIT化を進めてきた人間であるわけですが、紙と電子データのどっちを信用(決め手)するか?と聞かれたら「紙です」と言いますね。

情報流通の過程において、電子データで行うことには、全く異論がありませんが、信用性についてはインサイダーとしても「信用なりません」と言わざるを得ません。

おそらくは、弁護業務において電子データかすることによるメリットは社会一般にはなかなか見えてこないだろうな、と思います。

対して、医療情報(レセプトやカルテ)の電子化と流通は非常に効果が明瞭に分かりますから、まず医療情報の(レセプト)の電子化義務づけをする方が先だろう、とは思います。

酔うぞ拝

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