現実主義者であるとの誤信
政府や裁判所が人道主義的立場から「邪魔」をしなければ日本が発展途上国と労働者の賃金の引き下げ競争を行い得ると考えている人々が自分たちのことを現実主義者であると誤信できるほどに日本の経済学というのは低レベルなのかとウェブだけを見ていると勘違いしてしまいかねないというのは、日本の経済学にとっても不幸なことではないかという気がしてなりません。
多くの人々を不安定かつ低賃金の労働に従事させることが唯一の希望であって、それが法的に規制されるようなら希望を捨てざるを得ないという声が特定の場所に吸い込まれていくサイバーカスケーディングな日本のウェブ環境って、結構ブラックっぽいように思えてしまいます。
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