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06/03/2010

スポーツ紙は情報の信ぴょう性など十分に確認する気はない

 J-CASTの「エリカ様「不都合なこと書くな」 受け入れて署名するマスコミあるのか」という記事によれば、沢尻エリカがマスメディアに突きつけた要求が不評のようです。「あるスポーツ紙のデスク」から「要求を飲んでいたら、広報・PRメディアになってしまいますからね。報道の自由を制限するもので、常識的には考えられません。」とまで言われている沢尻さんの要求内容を見てみましょう。

沢尻の情報や声明を伝える場合、わい曲や、誤解を招く事を避けること

 芸能人の情報や声明を伝える場合にわい曲や誤解を招く事を避けることをスポーツ紙に求めるのは「常識的には考えられません」ということのようです。スポーツ紙は、芸能人の情報や声明をわい曲してなんぼの世界ということなのでしょう。

情報を公開する前に、その信ぴょう性を十分確認し、根拠のない噂話は一切公開しないこと

 スポーツ紙としては、情報の信ぴょう性など十分に確認する気はない、根拠のない噂話でもガンガン載せていこうということですね。

一方的か屈辱的な表現や侮辱的表現を、沢尻やその家族(先祖・子孫や配偶者を含む)に使わず、彼らの名誉を棄損するようなコメントはしないこと。

 スポーツ紙としては、芸能人やその家族に屈辱的な表現や侮辱的表現を用いて当然であり、それをやめろというのは「報道の自由を制限するもので、常識的には考えられません。」ということのようです。

残りの3箇条は、プライバシーを許可なく公開しない、不明確あるいは有害な記事は訂正する、本人や家族の私生活を撮影したものを入手したり許可なく記事にしたりしない、だ。

とのことなので、(情報を公開する前に、その信ぴょう性を十分確認しなかったために)不正確な記事を掲載してしまったとしても、スポーツ紙にその訂正を求めるのは「報道の自由を制限するもので、常識的には考えられません。」とのことなのでしょう。

 ただ、これらのことって、名誉毀損罪を犯さないために最低限必要なことであって、それを「報道の自由を制限するもので、常識的には考えられません。」と言ってしまうこの「スポーツ紙のデスク」は、「名誉毀損罪を犯す気が満々だ」ということになりそうです。このデスクは、「だれが入れ知恵しているのか分かりません」と述べているようですが、この会社の内部規律には上記のような定めはないと思ってよいのでしょう。

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