YAWARA!の進む道
7月11日の参議院選で当選した谷亮子に対するバッシングが顕著です。
私は、谷亮子のファンではないし、むしろ、「柔道が強い女性である」という以外に猪熊柔との共通点がないのに「やわらちゃん」と呼ばれる状況を放置しているところに若干の不満すらいだいているのですが、このバッシングは酷いと言わざるを得ません。
報道によれば、
全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は「当選したことで現役続行は非常に厳しくなる。ケジメをつけてほしい」とコメント。同連盟では合宿を8月中旬に北海道で、12月に都内でそれぞれ予定しているが、吉村委員長は「政治日程を理由に、合宿に来ないで試合だけするようなら身を引いた方がいい」とし、引退勧告を突きつける形となった。
とのことです。
しかし、柔道って、基本的にアマチュアスポーツでしょう?アマチュアスポーツである以上、本業に時間を取られつつ選手として競技を行っていこうという人々を切り捨てるような発言は慎むべきなのではないかと思えてなりません。
もちろん、「合宿」に参加した方が選手としてのレベルアップに繋がるのだろうし、その結果、「合宿」に参加しない選手は試合で不利に働くかもしれません。それは、仕事と競技の二足のわらじを履こうという以上、自己責任の範囲でしょう。
しかし、「合宿」に参加せずに試合に出ることを否定する理由はないし、それで勝てれば、トップ選手として然るべき処遇をすべきでしょう。仕事と競技の二足のわらじを履くというのは、まさにアマチュアリズムのあるべき姿なのですから。
本物の猪熊柔だって、柔道漬けの人生から逃れようと柔道から離れたポジションを選び続けるが、それでも勝ってしまうわけですし。
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