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juin 2013

18/06/2013

Change.orgの仮名での利用の可否

 Change.orgという、インターネット上で広く署名を呼びかけ、特定のターゲットに送りつけるサイトがあります。これをJohn Lemonと名乗る人物が悪用したことが問題となっています。

 そもそも、このサイトのサービスを「John Lemon」というハンドルネームを用いて利用することはできるのでしょうか。もしそれができるとなると、特定のターゲットの業務用アドレスに大量のメールを送りつけるためにこのサービスが活用された場合に発信者情報開示請求を行いうるか微妙ですので、Change.orgというサービスは業務妨害に広く活用できることになりそうです。

 Change.orgの利用規約を見ると、

In consideration of your use of the Site, you agree to (a) provide accurate, current and complete information about you as may be prompted by any registration forms on the Site ("Registration Data")

と記載されています。登録用フォームにて要求されている個人情報については現在の正確な情報を入力することが要求されているということです。では、どのような情報の入力が要求されているのか、Change.orgの登録用フォームを見てみましょう。Form

 登録用フォームでは、Facebookアカウントを利用してログインする方法と、「個人としてアカウントを作」ってログインする方法と2通り用意されています。「個人としてアカウントを作る」場合には「姓」と「名」を入力することになっていますから、実名を用いるべきということになります。

 Facebookアカウントを用いてログインする場合、個人情報としてどのような情報を登録するかはFacebook側の利用規約に委ねられるということになります。そこで、Facebookの利用規約を見てみると、

Facebookでは、利用者に実名および実在の情報を提供していただいています。

と規定されており、こちらも実名を用いるべきということになっています(また、Facebookで「一般アカウント設定」画面を開くと、「名前を変更できるのは数回に限られていますので、本名を使用するようにしてください」との警告が表示されます。)。

 このように見てみると、本名を推知できないハンドル名を用いて「Change.org」を利用するというのは、そもそも規約違反の行為であるということができそうです。

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