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04/04/2016

OS依存しない電子内容証明郵便サービスの可能性

 広く公衆に利用されることを想定しているウェブサービスは、なるべく特定のOSに依存しないように設計しなければなりません。そのサービスを利用するためにハードウェアを買い足すことは、通常期待できないからです。この店、一昔前のWindowsにしか対応していない電子内容証明郵便は、最悪です。

 内証証明郵便は、機能としては、特定の内容が記載された文書が特定の日に特定の相手に届いたことを公証するためのサービスです。相手方に送った文章と全く同じ内容の書面が送信者の手元に保管され、かつ、送達業務を行う事業者もまたこれを保管する。そして、送信者側が保管する文書と受信者側が保管している文書と事業者側が保管している文書とが同一内容であることを事業者がそれぞれの文書上で認証する。そして、受信者側に文書を届けた際に、受領者側に日付の記載された受領証明を発行させる。それだけの要素が満たされれば、内容証明としての機能を果たせるわけです。

 この程度の機能があれば足りるウェブシステムを組むときに、特定のワープロソフトの特定のバージョンでのみ使用できるマクロ等を用いようと考えたとすれば、センスがなさ過ぎではないかという気がします。

 送達する文章の文面については、むしろ「画像」として送信者が特定すれば足りるように思います。だとすれば、PDFやJPEGなどの汎用的な形式の画像ファイルを事業者にフォーム上で送るようなシステムにしてしまえば、事業者側のサーバで面倒な画像処理をする必要がないといえます。そして、申請フォームにおいて、送信者側を特定する情報と受信者側を特定する情報を入力させるようにすれば、電子内容証明を事業者が発行するのに必要な情報は得られると思いますし、それだけの処理に留めれば、特定のOSのもとで稼働する特定のアプリに依存するシステムにする必要はないかと思います。

 日本郵便(株)において、OS依存しない電子内容証明郵便サービスを構築する気がないのであれば、公証力のある内容証明郵便サービスを日本郵便(株)以外の事業者にも開放するようにしていただきたいところです。

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